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月刊星ナビ 2016年6月号

発売日
2016年05月02日
在庫なし
835
在庫がありません
JANコード
4910134810665
レーベル
月刊星ナビ
商品形態
雑誌
サイズ
AB判 変形
商品寸法(横/縦/束幅)
210 × 260 × 5.0 mm
総ページ数
112ページ
星空や宇宙、天体写真、望遠鏡に興味のある人のための月刊情報誌
5月31日に火星が地球に最接近。望遠鏡での表面模様の観察方法や、土星やアンタレスとの接近スケジュールを案内します。また、金星探査機「あかつき」のミッションも本格化し、しばらく「惑星」から目が離せません。

■表紙画像
KAGAYAさんによる、天の川と満開の桜並木の共演。アンタレスのそばに火星と土星が輝き、空も満開の賑やかさです。

■2年2か月ぶりに火星が接近中(解説/浅田英夫 図版/石田 智)
2年2か月ぶりの火星接近が目前に迫ってきました。しかも前回よりもかなり条件がいい「準大接近」です。火星の模様は、視直径が15秒角を超えるころから小口径の望遠鏡でも見えるようになります。今回の接近で視直径が15秒を超えている期間は、4月下旬から7月中旬の3か月弱。ぜひ観察に挑戦してみましょう。

■女神のヴェールに挑む金星探査機「あかつき」(解説/今村 剛)
2015年12月7日、「あかつき」が金星の周回軌道に投入されました。金星大気に見られるスーパーローテーションと呼ばれる高速流は、金星の謎であるとともに、太陽系の気象学の大問題とされています。大気を異なる波長の光で調べるカメラと特殊な電波源で、女神ヴィーナスを厚く覆うヴェールをさぐり、その素顔に迫ります。

■世界初の「天体望遠鏡博物館」四国にオープン(レポート/安藤 宏)
この3月、香川県に「天体望遠鏡博物館」がオープン。小学校跡の校舎を利用した館内には、名機と呼ばれながらも時代の移り変わりで使われなくなるなど、さまざまな理由で活躍の場を失った望遠鏡たちが展示されています。星を見るための「生きた望遠鏡」として動態保存する方針のもと、週末や祝日に見学・観望会が行われています。

■オートガイダーに対応した「ステラショット1.5」(レポート/谷川正夫)
天体導入・撮影連携統合ソフトウェア「ステラショット」が「1.5アップデータ」でオートガイドに対応しました。これまでは撮影時に天体自動導入・オートガイド・デジタルカメラ制御の3本のソフトを立ち上げる必要がありましたが、「ステラショット1.5」ではソフト内でその全てをコントロールすることができます。

■星の写真調整22 「コンポジット」して高画質に(解説/中西昭雄)
星の写真、特に星雲や星団の写真の場合、「良い写真」の条件のひとつに「画質が良い」ということがあります。ISO感度を上げて比較的短時間の露出時間で多数のカットを用意し、それらを合成して画質を向上させる「加算平均」あるいは「コンポジット」と呼ばれる手法を解説します。