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新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想
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新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想

訳・解説: 魚住 孝至
発売日
2015年12月25日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
880
ISBNコード
9784044000011
レーベル
角川ソフィア文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 9.5 mm
総ページ数
240ページ
悩むな。己を捨てよ。無心こそ事をなす近道である――。待望の新訳決定版!
「考えるのをやめなさい」。日本滞在中に弓道を学んだドイツ人哲学者ヘリゲルは、自我を捨て心を無にして的を射よと説く師の言葉に、あらゆる道に通底する禅の奥義を感得する。精神集中と身体の鍛練によって、いかに「無心」となり得るのか。世界中で愛読され続ける日本論の名著を新たに訳し下ろし、講演録や鈴木大拙の序文とともに収録。最新研究を踏まえた解説により、日本的な武道と芸道、そして禅の真髄を解き明す決定版!

目次

はじめに――新訳にあたって

講演「武士道的な弓道」

弓と禅
  序言
 1.はじめに
 2.弓道を学び始めた経緯
 3.稽古の第一段階――引き分けと呼吸法
 4.稽古の第二段階――離れの課題
 5.「無心」の離れ――「精神現在」
 6.日本の教授法と達人境
 7.破門事件と無心の離れ
 8.稽古の第三段階――的前射──射裡見性
 9.稽古の第四段階――弓道の奥義の示唆
 10.剣道と禅との関係
 11.術なき術の道から禅へ

(付録) 英語版・ドイツ語版 序文  鈴木大拙

解説

 あとがき