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呪いと日本人

792円(税込)
発売日2014年07月25日

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  • ISBN コード : 9784044083212
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 240
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

日本の歴史は「呪い」が作った! 日本人のもう一つの精神史。

鎌倉幕府を呪詛調伏した後醍醐天皇の「荼吉尼天法」、戦国武将の武田信玄や上杉謙信が用いたとされる「飯綱の法」、現在も残る呪詛信仰で名高い高知県旧物もの部べ村の「いざなぎ流」――。日本の歴史において、「呪い」とは何であったのか。それは、現代に生きる私たちの精神性にいかに受け継がれ、どのような影響を与えているのか。民間信仰研究の第一人者が、呪いを生み出す人間の心性に迫り、精神史の新たな足跡をたどる。

著訳者プロフィール

●小松 和彦:1947年、東京都生まれ。埼玉大学教養学部教養学科卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科(社会人類学)博士課程修了。専攻は文化人類学・民俗学。現在、国際日本文化研究センター所長。著書に『神隠しと日本人』(角川ソフィア文庫)、『いざなぎ流の研究』(角川学芸出版)、『異界と日本人』(角川選書)など。

目次

プロローグ──なぜ、いま「呪い」なのか

1章 蘇る「呪い」の世界

2章 なぜ、人は「呪い」を恐れるのか

3章 どのように呪うのか

4章 「呪い」を祓う方法

エピローグ──「人を呪わば穴ふたつ」

文庫版あとがき