- ISBNコード
- 9784044094720
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 10.0 mm
- 総ページ数
- 256ページ
日本の女の指の色には、アクアマリンが最もふさわしい―名随筆を厳選!
『痴人の愛』や『卍』『細雪』など、官能美を描く耽美的な作品を残した谷崎。その美意識は、どのように形成されていったのか。代表的随筆「陰翳礼讃」の礎ともなった表題作をはじめとして、自身が神奈川県で被災した関東大震災を記録する「『九月一日』前後のこと」、関西移住後に故郷である東京をつづった「東京をおもう」ほか11作品を所収。著者の類いまれなる美意識と、その根底に横たわる日本観に迫った随筆選。解説・山折哲雄
目次
恋愛及び色情
夏日小品
にくまれ口
老いのくりこと
私の初恋
父となりて
女の顔
頭髪、帽子、耳飾り
縮緬とメリンス
都市情景
「九月一日」前後のこと
東西美人型
関西の女を語る
東京をおもう
注解
解説 山折哲雄
夏日小品
にくまれ口
老いのくりこと
私の初恋
父となりて
女の顔
頭髪、帽子、耳飾り
縮緬とメリンス
都市情景
「九月一日」前後のこと
東西美人型
関西の女を語る
東京をおもう
注解
解説 山折哲雄