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江戸化物草紙
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江戸化物草紙

編者: アダム・カバット
発売日
2015年08月25日
在庫なし
1,188
在庫がありません
ISBNコード
9784044094898
レーベル
角川ソフィア文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 14.5 mm
総ページ数
400ページ
粋で斬新、ユーモア炸裂。化物たちの大饗宴! 妖怪漫画を味わい尽くす。
江戸時代に絵本や漫画のはしりとなった、草双紙。洒落や風刺たっぷりに、当時の風俗をパロディで描いた。中でも幅広く人気を博したのが「化物」作品だ。豆腐小僧など妖怪キャラが続々登場する『夭怪着到牒』や、当代のベストセラー作家・十返舎一九と人気画家・歌川国芳の合作『化皮太皷伝』など、名品5作を収録。編者のユーモア溢れる解説と、物語を味わえる翻刻、豪華執筆陣のエッセイ付き。奥深い妖怪漫画の世界へようこそ。

目次

江戸化物草紙の妖怪画 京極夏彦
化物草双紙の世界 アダム・カバット

夭怪着到牒 北尾政美=画
江戸化物の記号学 山口昌男

妖怪一年草 十返舎一九=作 勝川春英=画
十返舎一九と化物絵本 辻 惟雄

化物の娵入 十返舎一九=作 勝川春英=画
化物嫁入のフォークロア 宮田 登

信有奇怪会 十返舎一九=作画
野暮と化物は箱根の先 棚橋正博

化皮太皷伝 十返舎一九=作 歌川国芳=画
十返舎一九の多面性 延広真治

翻刻
化物たちの来し方 行く末 安村敏信
化物嫁入絵の不思議 湯本豪一
よみがえる草双紙の化物たち 小松和彦
文庫版あとがき アダム・カバット