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「カジノ法」の真意 「IR」が観光立国と地方創生を推進する

著者: 岩屋 毅
発売日
2016年10月03日
在庫なし
1,100
在庫がありません
ISBNコード
9784047319608
商品形態
一般書
サイズ
新書判 変形
商品寸法(横/縦/束幅)
116 × 173 × 11.0 mm
総ページ数
208ページ
カジノ法が可能にする「日本の成長戦略」の姿
 カジノ解禁が、なぜ日本の「成長戦略」になるのか? 衆議院議員で「IR議連」幹事長の著者が、その疑問に答える。
 カジノ法は、単にカジノの開設を認めるものではなく、「IR」と呼ばれる「統合型リゾート」の形で開設を認めるもの。IRとは、一般的に不採算になりやすい国際会議場や国際展示場に、ホテルやアミューズメントパーク、ショッピングモール、そしてカジノなどのエンターテインメント施設を併設したものをいうが、IRがあることで海外から国際会議や展示会を誘致できるようになり、それによって商用客から一般客まで幅広い観光客の獲得も可能になる。一例として2010年にシンガポールにオープンしたIRも成功例などを紹介する。
 さらに「カジノを含むIR」によって、日本の観光立国化、そして地方創生の推進につながることを具体的に示す。カジノ法が、日本がこれからも成長を続けていくためのひとつのツールになることを解説していく。

目次

はじめに――「カジノ法」ではなく「IR推進法」
序 章 カジノは「観光立国」推進のためのエンジン
第1章「観光立国」が日本を救う
 1.観光立国で解消する「地方の危機」
 2.「五輪後の危機」と「安全保障上の危機」
第2章 なぜ観光立国にカジノが必要なのか?
第3章 カジノ導入でなにが変わるのか?
 1.日本のIRはどこにつくられるのか? 
 2.どのようなIRをつくるべきか
 3.ギャンブル依存症対策
 4.IRの前提となる厳しい参入規制
 5.日本が参考にすべきスイス方式
第4章「地方創生」と「一村一品運動」
第5章「温泉IR」の持つ可能性