アメリカの鏡・日本 完全版

アメリカの鏡・日本 完全版

マッカーサーが邦訳を禁じた日本論の名著、ノーカット版を初文庫化!
著者: ヘレン・ミアーズ
翻訳: 伊藤 延司
定価: 1,296円(税込み)
発売日:2015年12月25日
GHQ労働諮問委員会の一員として来日したミアーズ。中立な立場で日本を研究してきた彼女にとって、「軍事大国日本」は西欧列強が自ら作り上げた誇張であった。ペリーによる開国を境に平和主義であった日本がどう変化し、戦争への道を突き進んだのか。日本を西欧文明の鏡と捉え、満州事変を軸に中国・韓国との関係を分析しながら、アメリカが変えんとするその未来に警笛を鳴らす。マッカーサーが邦訳を禁じた日本論の名著。
  • ISBN コード : 9784044000042
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 464ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 16.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●ヘレン・ミアーズ:1900年生まれ(1898年の説もあり)。20年代から日米が開戦する直前まで二度にわたって中国と日本を訪れ、東洋学を研究。戦争中はミシガン大学、ノースウエスタン大学などで日本社会について講義していた。46年に連合国最高司令官総司令部の諮問機関「労働諮問委員会」のメンバーとして来日、戦後日本の労働基本法の策定に携わった。48年、本書を著す。89年没。
●伊藤 延司:1934年、長野県生まれ。京都大学卒。毎日新聞社ジュネーブ支局長、パリ支局兆、学芸部長、出版局次長、英文毎日局長などを歴任。現在、AFPBB News編集顧問を務める。主な訳書にM・サラ/M・ウェイス『タイガーフォース』(WAVE出版)、J・ナイ『ダーティー・ハンズ』(都市出版)、A・グード『犬たちをめぐる小さな物語』(共訳、日本放送出版協会)などがある。

目次
完全版刊行にあたって
第一章 爆撃機から見たアメリカの政策
 1 フラッシュバック/2 島伝いの旅/3 ヒッカム基地/4 パールハーバー/5 ジョンストン島/6 戦争犯罪とは何か/7 クワジャリン環礁/8 罪なき傍観者/9 グアム/10 誰のための戦略地域か/11 戦略的占領/12 アメリカの墜落
第二章 懲罰と拘束
 1 なぜ日本を占領するか/2 攻撃と反攻
第三章 世界的脅威の正体
 1 つくられた脅威/2 日本はいつ敗れたか/3 サムライ神話/4 銃もバターも/5 降伏受諾/6 リーダーの資格/7 日本は戦略地域か/8 飢餓民主主義
第四章 伝統的侵略性
 1 神道からの解放/2 誰のための改革か/3 「歴史的拡張主義者」/4 「伝統的軍国主義者」/5 日本とアメリカ――その生い立ち/6 武士階級/7 「間違い」の歴史/8 思想からの解放
第五章 改革と教育
 1 リーダーシップ/2 歴史の証言/3 初めの占領/4 中途半端な力は引き合わない/5 理論と実践/6 教育者の資格
第六章 最初の教科「合法的に行動すること」
 1 歴史の復活/2 韓国の奴隷化/3 全体主義/4 改革か戦略か/5 国際教育なるもの
第七章 鷲鳥のソース
 1 満州事変/2 中国の歴史/3 攻撃と反攻/4 アメリカの役割/5 リットン報告/6 日本は合法的に行動している/7 確立された満州の秩序
第八章 第五の自由
 1 イデオロギーか貿易か/2 誰のための門戸開放か/3 誰のための自由経済か/4 誰の不公正競争か/5 飢える自由
第九章 誰のための共栄圏か
 1 戦略の失敗/2 倫理の失敗/3 日華事変からパールハーバーへ/4 英語圏/5 誰のための共栄圏か
第十章 教育者たちの資質
 1 有罪か、無罪か/2 力は引き合う/3 韓国の解放/4 逆向きのリーダーシップ/5 脅威とは何か/6 パワーポリティクスは逆噴射する
付録 1 大西洋憲章/2 パールハーバー(国務省総括/パールハーバー報告)
訳者あとがき


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