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日本の五感 小堀遠州の美意識に学ぶ

発売日
2016年08月31日
在庫なし
2,750
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ISBNコード
9784044001391
商品形態
一般書
サイズ
A5判
商品寸法(横/縦/束幅)
148 × 210 × 23.0 mm
総ページ数
208ページ
日常のふとしたことを意識するだけで、日本人の豊かさに改めて気づける。
遠州茶道宗家家元、小堀宗実が華甲を迎えて語る境地。
日本人が古来大切にしてきた「五感」に基づく美意識を、茶道の視点からひもとく。

【目次】
序 綺麗さび
珠光のわび茶から利休へ
利休と遠州
心くばりの茶会

第一章 みる [視覚]
みる [視覚]
亭主の意図
華甲の茶事
南国茶会
見極める
正客とは
再会した「紅葉」とさらにふたたび
歴史や背景を知る
掛物。墨跡から小倉色紙まで
擁翠亭
心境で変わる、ものを見る目
銘をつける
茶入「橋立」への思い入れ
目利き
見えないものを、見る

第二章 きく [聴覚]
きく [聴覚]
きくことで、見える
湯返しの音
銅鑼の音
言葉をかけるタイミング
松籟
湯返しの音を合図に、光を

第三章 かぐ [嗅覚]
かぐ [嗅覚]
一木四銘
茶席の香
お香の銘
中立の香り
後入の香り

第四章 あじわう  [味覚]
あじわう  [味覚]
二段構えのご飯
器の話、道具の選び方
会席の箸
東西の味

第五章 ふれる [触覚]
ふれる [触覚]
「卯花墻」
国宝「喜左衛門」と「利休ととや」
新しいものをつくるということ
虫食いの茶杓
利休の「尺八」と遠州の「深山木」
茶杓の違い


五感のキーワード
1 デュアルスタンダード
2 しめる
3 若いと青い
4 残心
5 感性の伝承