新八犬伝 起

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新八犬伝 起

著者: 石山 透
792円(税込)
発売日2017年03月25日
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  • ISBN コード : 9784041047446
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 320ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

昭和48年から放映された伝説の「人形劇」が、完全小説版として蘇る!

時は室町時代、安房の国は里見城で打ち首となった玉梓(たまずさ)の祟りに立ち向かうため、伏姫(ふせひめ)は犬の八房(やつふさ)とともに己の胎内から八つの珠を持つ八犬士を生み出す。十数年後、「孝」の珠を持つ犬塚信乃(いぬづかしの)は、父の形見の名刀村雨を、さもしい浪人網乾左母二郎(あぼしさもじろう)にだまし取られ、恋人浜路とも離れ離れになるが、それはすべて、玉梓が怨霊の仕業だった。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと大人気を博した人形劇を、脚本家石山透自らが書き下ろした、完全小説版!

著訳者プロフィール

●石山 透:1959年のNHKのドラマ『ピエロが泣いた』でシナリオ作家デビュー。71年、『時をかける少女』(筒井康隆著)を原作にした少年ドラマシリーズ第一作『タイム・トラベラー』が好評を博す。73年、NHK人形劇『新八犬伝』のシナリオを担当し大ヒットとなる。77年にはNHK時代劇『鳴門秘帖』、79年人形劇『プリンプリン物語』のシナリオを担当。85年に死去。

目次

一 シロが子犬を生んだ、かくて物語は始まる
二 怨霊が夜空を飛んで、狸は子犬に乳をやる
三 体に散る八つの花房、果たしてどんな宿命か
四 役の行者が現れて、伏姫に数珠を授ける



十六 伏姫ゆかりの八犬士、犬塚信乃に陰謀の渦


三七 現れた四番目の珠、浮き出る忠の一文字
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