- ISBNコード
- 9784041051931
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判 変形
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 128 × 188 × 16.0 mm
- 総ページ数
- 312ページ
抗ってみせる。ここに在る、志も心も、命も。きっと守り通して見せる。
江戸時代後期、十五万石を超える富裕な石久藩。鳥羽新吾は上士の息子でありながら、母の反対を押し切って藩学から庶民も通う郷校「薫風館」に転学する。藩校は家格で全ての順列が決まる、陰湿で息苦しい場所だった。そこで、身も心も深く傷つけられた新吾は、自由な校風の薫風館で親友の弘太郎や栄太らと出会い、真の学びを得て救済されたのだ。ある日、妾宅で暮らす父が久しぶりに帰宅する。人払いをした父は新吾に驚くべき指示を出す。「間者となり薫風館を探れ」 と――。困惑する新吾。「あの場所でいったい、何が起こっているのだ」若き剣士たちの命を懸けた節義を描く、時代小説の新しい風!
目次
プロローグ 甲子園
一 夏風
二 青嵐
三 疾風
四 風巻
五 風雪
風雪(承前)
六 風音
七 風
八 勝負
九 凱風
十 烈風
十一 風の彼方へ
風の彼方へ(承前)
十二 風に向かう
エピローグ 甲子園
一 夏風
二 青嵐
三 疾風
四 風巻
五 風雪
風雪(承前)
六 風音
七 風
八 勝負
九 凱風
十 烈風
十一 風の彼方へ
風の彼方へ(承前)
十二 風に向かう
エピローグ 甲子園