新訳 まちがいの喜劇

新訳 まちがいの喜劇

訳者: 河合 祥一郎
726円(税込)
発売日2017年06月17日

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  • ISBN コード : 9784041056196
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 144ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 6.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

生き別れた双子の兄弟のせいで、街は大混乱! 抱腹絶倒のシェイクスピア!

生き別れた双子の兄弟のせいで、街は大混乱! 抱腹絶倒のシェイクスピア!

エフェソスとシラクサは国交が途絶え、互いに街に入ると死刑、財産は没収されてしまう。
その厳罰を覚悟で、シラクサの老人イジーオンは、大昔に生き別れた妻と双子のひとりを探しにエフェソスに入った。
あえなく捕まったイジーオンに、エフェソスの公爵は保釈金を集めるための1日の猶予を与えた。

その頃、イジーオンの息子アンティフォラスと従者も、エフェソスで生き別れの双子の弟探しをはじめる。
しかし街を歩き始めると、アンティフォラスに不思議なことが起きる。
大金を託した従者が、金は預かってないと言い出し、街の人々に旧知のように声をかけられ、
さらには、結婚していないのに妻だという女性まで現れた。
そう、街の人々は、兄を弟と勘違いしているのだ。
アンティフォラスが戸惑いながらも、このヘンテコな状況に飛び込むと、事態はさらに混乱。街をあげての大騒ぎに発展してしまう。

そんなことなど全然知らないイジーオンに、とうとう処刑の時間が迫る。
すると、兄弟が巻き起こした騒動のおかげで、とんでもない奇跡がおこる……。

シェイクスピア研究の第一人者、河合祥一郎の名訳!

著訳者プロフィール

●シェイクスピア:1564年イギリス・ストラットフォード生まれ。1592年頃にロンドン演劇界で劇作家として幸運なスタートを切る。およそ20年間劇作に専念し名をなす。1616年没。
●河合 祥一郎:1960年生まれ。東京大学及びケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。イギリス演劇・表象文化論専攻。サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』はじめ関連の研究書や翻訳書多数。気鋭のシェイクスピア研究者の一人である。
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