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新訳 まちがいの喜劇

訳者: 河合 祥一郎
発売日
2017年06月17日
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ISBNコード
9784041056196
レーベル
角川文庫(海外)
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 6.0 mm
総ページ数
144ページ
生き別れた双子の兄弟のせいで、街は大混乱! 抱腹絶倒のシェイクスピア!
生き別れた双子の兄弟のせいで、街は大混乱! 抱腹絶倒のシェイクスピア!

エフェソスとシラクサは国交が途絶え、互いに街に入ると死刑、財産は没収されてしまう。
その厳罰を覚悟で、シラクサの老人イジーオンは、大昔に生き別れた妻と双子のひとりを探しにエフェソスに入った。
あえなく捕まったイジーオンに、エフェソスの公爵は保釈金を集めるための1日の猶予を与えた。

その頃、イジーオンの息子アンティフォラスと従者も、エフェソスで生き別れの双子の弟探しをはじめる。
しかし街を歩き始めると、アンティフォラスに不思議なことが起きる。
大金を託した従者が、金は預かってないと言い出し、街の人々に旧知のように声をかけられ、
さらには、結婚していないのに妻だという女性まで現れた。
そう、街の人々は、兄を弟と勘違いしているのだ。
アンティフォラスが戸惑いながらも、このヘンテコな状況に飛び込むと、事態はさらに混乱。街をあげての大騒ぎに発展してしまう。

そんなことなど全然知らないイジーオンに、とうとう処刑の時間が迫る。
すると、兄弟が巻き起こした騒動のおかげで、とんでもない奇跡がおこる……。

シェイクスピア研究の第一人者、河合祥一郎の名訳!