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睡眠学の権威が解き明かす 眠りの新常識
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睡眠学の権威が解き明かす 眠りの新常識

著者: 内山 真
発売日
2018年03月02日
在庫なし
1,540
在庫がありません
ISBNコード
9784046022332
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 12.0 mm
総ページ数
192ページ
眠れない、寝たりない…睡眠負債を完済するために今日から実施できる方法
「人生の3分の1は布団の上」「ナポレオンは1日に3時間しか眠らなかった」など、眠りに関する言葉は多く、人々がふだんの会話で口にすることも少なくない。その一方で、「なかなか寝つけない」「眠った時間のわりには疲れがとれない」という人も多い。実は、睡眠については多くの誤解や不正確な情報があとを絶たない。本書は、精神神経学・睡眠学・時間生物学の第一人者が、「睡眠とは何か」「不眠とは何か」「心身の健康によい眠り」などについてわかりやすく説明、より良質な睡眠を得るためのガイドブック。40代以上の男女の様々な眠りの悩みにこたえる。

目次

プロローグ睡眠で苦しんでいるのはあなただけではない
第一章知っているようで知らない「睡眠」
◇あなたはほんとうに「睡眠障害」に陥っているのか◇8時間睡眠は理想ではない!?◇そもそも人はなぜ眠るのか◇どうして「夜、眠る」のか◇ノーベル賞を授与された「体内時計」の研究◇体内時計と「1日=24時間」との矛盾◇「ズレ」は男女差のほうが問題?◇体内時計を「修正」しなければ時差ボケにならない◇時差ボケには対処法がある◇多忙なビジネスマンは「観光」しない?◇ビジネスマンよりタフな宇宙飛行士◇若い人たちは「睡眠負債」を抱えている?◇シニアの悩みは「起きられない」よりも「眠れない」◇年をとってからの睡眠の変化に悩まない
第二章「こころ」と不眠との因果関係
◇寝つきを妨げる不安やストレス
▼ケース1 人間関係の不安で寝つけない
▼ケース2 仕事のストレスで寝つけない
◇不安やストレスが入眠困難を引き起こす理由◇不安と上手につきあう方法◇対処法…心地よさの追求で入眠困難は回避できる◇「不眠そのもの」が新たな不安となっている
▼ケース3 早寝しようという努力が不眠を招く
▼ケース4 なぜ自分だけ眠れないのか
◇不眠による身体の不調が生む新たな不安◇不眠が「恐怖」となっている◇対処法…「折り合いをつける」という考え方
★コラム/心配ごとがあると縁起の悪い夢を見る?
第三章 「からだ」と不眠との密接な関係
◇いびきがひどく、熟睡感が得られない
▼ケース5 睡眠時無呼吸症候群の疑い
◇窒息状態で熟睡できるはずがない◇女性は睡眠時無呼吸症候群なりにくい?◇正しい治療で熟睡できるようになる◇脚がムズムズして眠れない
▼ケース6 レストレッグス症候群の疑い
◇思い当たる症状はありますか◇原因はドパミンの不足◇不快な感覚がやわらぎ、不眠も解消される◇脚がピクピクして目が覚めてしまう
▼ケース7 周期性四肢障害の疑い
◇身体がリラックスしたときに起こる◇中高年に多いのも特徴◇レストレッグス症候群の80パーセントで併発◇女性特有の「眠れない」悩み◇ホルモン治療で効果があらわれることも◇「日光浴」で改善する例もある
★コラム/「3時のお茶」の効能
第四章 ちょっとした工夫で「不眠」は解消できる
第五章 さらに睡眠の「満足度」を高めるには
第六章 知っておきたい「睡眠薬」
エピローグ 眠れないことを悩まないのが熟睡するコツ