- ISBNコード
- 9784041069196
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判 変形
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 132 × 188 × 23.2 mm
- 総ページ数
- 328ページ
江戸時代最大の贈収賄事件の行く末は? 歴史エンタメの最高峰。
大坂の炭問屋・木津屋の主の吉兵衛は、稼業は番頭らに任せ、自らは放蕩の限りを尽くしてきた。そこへ実の兄・久佐衛門の訃報が伝えられる。実家である薪問屋・辰巳屋へ赴き、兄の葬儀の手筈を整える吉兵衛だったが、辰巳屋の大番頭・与兵衛や甥の乙之助に手を引くように迫られると、事態は辰巳屋の相続争いに発展する。上方で起こった相続争いの噂はやがて江戸に届き、将軍・徳川吉宗や寺社奉行・大岡越前守忠相の耳に入る一大事に。将軍までも巻き込んだ江戸時代最大の疑獄事件の結末は――。