- ISBNコード
- 9784047036482
- レーベル
- 角川選書
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判 変形
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 127 × 190 × 15.0 mm
- 総ページ数
- 272ページ
震災を描く絵巻から幕末の政治と江戸の社会を読み解く
国宝・島津家文書の中の「江戸大地震之図」。ほぼ同じ絵巻がアイルランドのチェスター・ビーティー図書館にあり、近衛家に旧蔵されていたという。2本の絵巻はなぜ作られたのか。地震による混乱と復興はどう描かれているのか。薩摩藩邸とそこにいた篤姫を描く意図は何か。画像を解析し、文献史料をあわせて読むと、地震にとどまらない事実が浮き彫りになっていく。安政江戸地震を通して幕末の政治と江戸の社会を語る絵画史料に迫る。
目次
はじめに 絵画史料として読む「江戸大地震之図」
第一章 にぎわう町並み
第二章 冠木門を構える屋敷
第三章 雪の中の行列
第四章 島津家と近衛家
第五章 大名屋敷と江戸城
第六章 絵巻の制作と伝来の経緯
第七章 混乱する江戸
第八章 復興への歩み
おわりに 絵巻が語る幕末の政治と社会
第一章 にぎわう町並み
第二章 冠木門を構える屋敷
第三章 雪の中の行列
第四章 島津家と近衛家
第五章 大名屋敷と江戸城
第六章 絵巻の制作と伝来の経緯
第七章 混乱する江戸
第八章 復興への歩み
おわりに 絵巻が語る幕末の政治と社会