- ISBNコード
- 9784041071885
- レーベル
- 角川文庫(海外)
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 15.0 mm
- 総ページ数
- 416ページ
自閉症の息子は、12歳の宇宙物理学者。奇跡を導いた母による感動の手記!
生後16ヶ月で自閉症と診断された息子のIQは、189だった。特殊教育は本当に彼のため? 息子の数学的センスを引き延ばすべく、自ら保育所を立ち上げた母は、彼の才能に圧倒されることになる--。
この子はアルファベットを読めるようにはならないと特別支援クラスの教師から通告されたわたしは絶望した。息子ジェイクが本当に必要としている教育は何か――そう考えたわたしは、自分で彼の教育をしようと心に決めた。几帳面で器用、IQは189。しかし、ジェイクはほとんどのことに無反応だった。重度自閉症児と診断されたジェイクだったが、スーパーに行けば、一瞬で買い物を暗算し、お菓子箱を見れば「平行六面体は十九個の球体で構成される」と呟いた。ジェイクには手を焼かされたが、ほかの子供にはない才能もあった。自ら保育所を立ち上げ、ジェイコブうを育てたわたしだったが、しかし三人の子を抱え、多忙を極め、脳卒中で倒れてしまう。試練の中でも、ジェイクの数学の才能はどんどんと伸び、応用天文学にも興味を示すようになった。わたしは8歳の子どもを、太陽系の授業に参加させてくれるよう、大学教師に電話をした。息子は円周率200桁まで記憶し、12歳で物理学ジャーナルに掲載される論文を書いた。その後ジェイクは宇宙物理学者として独り立ちしたばかりか、『60 Minutes』や『TEDx teens』にも出演、ノーベル賞の受賞も期待されている。
自閉症児と診断されながらも、特殊な才能を持った息子を宇宙物理学者に育てあげた母親による、感動的手記。
この子はアルファベットを読めるようにはならないと特別支援クラスの教師から通告されたわたしは絶望した。息子ジェイクが本当に必要としている教育は何か――そう考えたわたしは、自分で彼の教育をしようと心に決めた。几帳面で器用、IQは189。しかし、ジェイクはほとんどのことに無反応だった。重度自閉症児と診断されたジェイクだったが、スーパーに行けば、一瞬で買い物を暗算し、お菓子箱を見れば「平行六面体は十九個の球体で構成される」と呟いた。ジェイクには手を焼かされたが、ほかの子供にはない才能もあった。自ら保育所を立ち上げ、ジェイコブうを育てたわたしだったが、しかし三人の子を抱え、多忙を極め、脳卒中で倒れてしまう。試練の中でも、ジェイクの数学の才能はどんどんと伸び、応用天文学にも興味を示すようになった。わたしは8歳の子どもを、太陽系の授業に参加させてくれるよう、大学教師に電話をした。息子は円周率200桁まで記憶し、12歳で物理学ジャーナルに掲載される論文を書いた。その後ジェイクは宇宙物理学者として独り立ちしたばかりか、『60 Minutes』や『TEDx teens』にも出演、ノーベル賞の受賞も期待されている。
自閉症児と診断されながらも、特殊な才能を持った息子を宇宙物理学者に育てあげた母親による、感動的手記。
目次
まえがき
第一章 一インチ、あるいは一万マイル
第二章 ベビー・ボーイ
第三章 何かがおかしい
第四章 スキルにムラがある
第五章 診断されて
第六章 終わり、そしてはじまり
第七章 虹
第八章 ブレークスルー
第九章 一歩後退
第十章 新しい日常
第十一章 輝くように
第十二章 宇宙へとつながる窓
第十三章 一杯のチキンスープ
第十四章 キンダーガーデンのプロたち
第十五章 三通の手紙
第十六章 ジェリービーンズ
第十七章 男の子の秘密基地
第十八章 ぼくはだれ?
第十九章 星たちに救われる
第二十章 ポップタルトと宇宙
第二十一章 二つのパイ
第二十二章 プレーするチャンス
第二十三章 夢をかなえる
第二十四章 暗黒時代
第二十五章 天使たちの嫉妬
第二十六章 太字、傍線付き
第二十七章 一年飛び級--それとも七年?
第二十八章 独自の理論
第二十九章 第二の我が家
第三十章 ラッキー・ペニー
第三十一章 感謝祭
第三十二章 ジェットコースターの週末
第三十三章 初めてのアルバイト
第三十四章 お祝い
第一章 一インチ、あるいは一万マイル
第二章 ベビー・ボーイ
第三章 何かがおかしい
第四章 スキルにムラがある
第五章 診断されて
第六章 終わり、そしてはじまり
第七章 虹
第八章 ブレークスルー
第九章 一歩後退
第十章 新しい日常
第十一章 輝くように
第十二章 宇宙へとつながる窓
第十三章 一杯のチキンスープ
第十四章 キンダーガーデンのプロたち
第十五章 三通の手紙
第十六章 ジェリービーンズ
第十七章 男の子の秘密基地
第十八章 ぼくはだれ?
第十九章 星たちに救われる
第二十章 ポップタルトと宇宙
第二十一章 二つのパイ
第二十二章 プレーするチャンス
第二十三章 夢をかなえる
第二十四章 暗黒時代
第二十五章 天使たちの嫉妬
第二十六章 太字、傍線付き
第二十七章 一年飛び級--それとも七年?
第二十八章 独自の理論
第二十九章 第二の我が家
第三十章 ラッキー・ペニー
第三十一章 感謝祭
第三十二章 ジェットコースターの週末
第三十三章 初めてのアルバイト
第三十四章 お祝い