巡礼ビジネス ポップカルチャーが観光資産になる時代

巡礼ビジネス ポップカルチャーが観光資産になる時代

アニメ産業2兆円突破!急拡大する「聖地巡礼」という消費行動に迫る。
著者: 岡本 健
定価: 946円(税込み)
発売日:2018年12月08日
市場拡大するアニメ産業から派生した「聖地巡礼」という消費行動。どうしたら「大切な場所」を作ることができるのか? 「過度な商業化による弊害」事例も含め、文化と産業とが融合したケースを数多く紹介する。
  • ISBN コード : 9784040822594
  • サイズ : 新書判 総ページ数: 304ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 13.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●岡本 健:1983年奈良市生まれ。北海道大学文学部卒業(専攻は認知心理学)、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻博士後期課程修了。博士(観光学)。現在、奈良県立大学地域創造学部准教授。著書に『n次創作観光』(NPO法人北海道冒険芸術出版)、『ゾンビ学』(人文書院)、監修および編著に『マンガ・アニメで人気の「聖地」をめぐる神社巡礼』(監修、エクスナレッジ)、『コンテンツツーリズム研究』(編著、福村出版)、『メディア・コンテンツ論』(共編著、ナカニシヤ出版)がある。

はじめに

世界的に増加する観光客/インバウンドの衝撃と憂鬱/2兆円を超えたアニメ市場/文化と産業が交錯する「聖地」巡礼/観光「資産」としてのポップカルチャー/観光研究者が語る意義


第1章 アニメ聖地巡礼

アニメ聖地巡礼とインターネットの普及/アニメ聖地巡礼の実態/情報を創造、発信する旅行者/ボトムアップ的なコンテンツツーリズムへの展開/コンテンツツーリズムと観光政策/コンテンツツーリズムが注目されるわけ


第2章 コンテンツツーリズムへの展開

点を面に展開する/ホスピタリティとおもてなし/コンテンツをきっかけに地域資源の良さを伝える/伝統創造の源泉となるコンテンツ


第3章 観光資源を生む「創造性」

観光は「差異」を売る産業/差異を生む「創造性」/社会の変化によって価値が生じる/旅行者が発揮する創造性/創造的な景観の評価と活用/創造性を作り出すにはどうすれば良いのか/「創造的なもの」は人に知らせたくなる


第4章 現実、情報、虚構空間への巡礼

リアル「脱出」ゲーム/位置情報ゲームと地域の表象/コミュニティ・オブ・インタレストと地域の出会い/移動しない観光、旅するアバター
 

第5章 観光「資産」化への道

コンテンツで既存施設への新規顧客の集客/様々なコンテンツ源同士を組み合わせてコンテンツ化する/コンテンツとコンテクスト/コンテクストそのものを利用する/地域資源への感性的アクセスを考える/「遊び方」を創り出すアクター/アーカイブとデータベースの重要性/ポップカルチャーの政策と活用


第6章 巡礼ビジネスに必要なこと

巡礼ビジネスを始めるヒント/情報発信のプラットフォーム/知的財産と創造性教育の充実/先行する事例や研究を調べる/巡礼ビジネスのふ化器を作り上げる


対談 村山慶輔 × 岡本健
参考文献


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