- ISBNコード
- 9784041075883
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 13.5 mm
- 総ページ数
- 352ページ
すれ違いながら、互いへの理解を諦めきれない夫婦の姿を克明に描く異色作!
留学帰りの健三は仕事に忙殺され、妻子を思いやる余裕もなく日々を過ごしていた。
ある日、彼のもとへ絶縁したはずの養父・島田が金の無心にやって来る。かつての恩義や見栄のため、頼みを断れない彼に嫌気がさす身重の妻。
しかし意固地な二人は話し合うこともせず、すれ違う。
腹違いの姉からも経済的支援をせがまれ、健三の苦悩は深まる。そんな中、妻は出産を迎えるが……。
分かり合いたい、分かってもらいたい、けれども分かり合えない二人。
互いへの理解を諦めきれない夫婦の姿を克明に描く、漱石後期の名作。
ある日、彼のもとへ絶縁したはずの養父・島田が金の無心にやって来る。かつての恩義や見栄のため、頼みを断れない彼に嫌気がさす身重の妻。
しかし意固地な二人は話し合うこともせず、すれ違う。
腹違いの姉からも経済的支援をせがまれ、健三の苦悩は深まる。そんな中、妻は出産を迎えるが……。
分かり合いたい、分かってもらいたい、けれども分かり合えない二人。
互いへの理解を諦めきれない夫婦の姿を克明に描く、漱石後期の名作。