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サンスクリット版全訳 維摩経 現代語訳
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サンスクリット版全訳 維摩経 現代語訳

訳・解説: 植木 雅俊
発売日
2019年07月24日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
1,276
ISBNコード
9784044004873
レーベル
角川ソフィア文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 14.8 mm
総ページ数
400ページ
維摩経入門の決定版。
法華経と並ぶ初期大乗仏典で、聖徳太子のころから戯曲的展開の面白さで親しまれてきた維摩経。そのサンスクリット原典の写本が、二十世紀末に発見された。その写本に依拠した精緻な訳をさらに洗練し、初めて読む人にもわかりやすい詳細な解説と注を各章ごとに付した入門書。在家の菩薩ヴィマラキールティが出家の十大弟子を論破し、マンジュシリー菩薩との軽妙な対話を通して「空」の思想や、在家仏教の真価を明らかにする。

目次

序論 大乗仏教の興起と『維摩経』の思想

第一章 ブッダの国土の浄化 (仏国品第一)
第二章 考えも及ばない巧みなる方便 (方便品第二)
第三章前半 声聞と菩薩に見舞い派遣を問う (弟子品第三)
第三章後半 声聞と菩薩に見舞い派遣を問う (菩薩品第四)
第四章  病気の慰問(文殊師利問疾品第五)
第五章 "不可思議"という解脱の顕現(不思議品第六)
第六章 天女(観衆生品第七)
第七章 如来の家系(仏道品第八)
第八章 不二の法門に入ること(入不二法門品第九)
第九章 化作された菩薩による食べ物の請来(香積仏品第十)
第十章 「尽きることと尽きないこと」という法の施し(菩薩行品第十一)
第十一章 "不動であるもの"という如来との会見(見阿シュク仏品第十二)
第十二章前半 結論と付嘱 (法供養品第十三)
第十二章後半 結論と付嘱 (嘱累品第十四)

あとがき