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夏の終わりに君が死ねば完璧だったから

671円(税込)
発売日2019年07月25日
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  • ISBN コード : 9784049125832
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 256
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

 片田舎に暮らす少年・江都日向(えとひなた)は劣悪な家庭環境のせいで将来に希望を抱けずにいた。
 そんな彼の前に現れたのは身体が金塊に変わる致死の病「金塊病」を患う女子大生・都村弥子(つむらやこ)だった。彼女は死後三億で売れる『自分』の相続を突如彼に持ち掛ける。
 相続の条件として提示されたチェッカーという古い盤上ゲームを通じ、二人の距離は徐々に縮まっていく。しかし、彼女の死に紐づく大金が二人の運命を狂わせる──。
 壁に描かれた52Hzの鯨、チェッカーに込めた祈り、互いに抱えていた秘密が解かれるそのとき、二人が選ぶ『正解』とは?

著訳者プロフィール

●斜線堂 有紀:第23回電撃小説大賞で《メディアワークス文庫賞》を受賞しデビュー。
著書『キネマ探偵カレイドミステリー』(1〜3巻)
近著は『私が大好きな小説家を殺すまで』