- ISBNコード
- 9784047036796
- レーベル
- 角川選書
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判 変形
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 127 × 190 × 18.5 mm
- 総ページ数
- 276ページ
よみがえる伝承の記憶。言い伝えから読み解く庶民の心意。
「異常豊漁は地震の前兆」「庭の南天は災いを避ける」――。わたしたちの身辺でとりざたされる俗信には、災厄の予兆を感知し、日々の不安を除く生活の知と技がこめられている。さりげない日常に息づいた、庶民の想像力と心のくせが凝縮した言い伝えといえるだろう。家屋敷、生活道具、自然災害にまつわる膨大な俗信資料を整理し、悪霊・境界・流言などについて、伝承の背後に広がる民俗世界とその意味をさぐる。
目次
1 家屋敷と俗信
第一章 生死と境界の空間――屋根と床下
第二章 植物と家の盛衰――庭木の吉凶
第三章 他界への出入り口――井戸
2 生活道具と俗信
第一章 人生の節目を表象――箒
第二章 祓う・拒む・鎮める――箕
第三章 禁忌と魔除けの呪具――鍋
第四章 欺く・招く・乞う――柄杓
3 災害と俗信
第一章 地震と唱え言
第二章 幕末土佐の人と動物――『真覚寺日記』から
第一章 生死と境界の空間――屋根と床下
第二章 植物と家の盛衰――庭木の吉凶
第三章 他界への出入り口――井戸
2 生活道具と俗信
第一章 人生の節目を表象――箒
第二章 祓う・拒む・鎮める――箕
第三章 禁忌と魔除けの呪具――鍋
第四章 欺く・招く・乞う――柄杓
3 災害と俗信
第一章 地震と唱え言
第二章 幕末土佐の人と動物――『真覚寺日記』から