- ISBNコード
- 9784046043696
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 128 × 188 × 21.5 mm
- 総ページ数
- 408ページ
フルカラーで要点をわかりやすく、これ1冊で高校日本史をぱっと復習!
◎◎日本史っておもしろい!◎◎
この本は一度、日本史を勉強したことのある人を対象にし、大学を卒業し社会にでた方、現役の大学生、受験をめざす高校生、定年をすぎもう一度、日本史をやってみようという方に向けて日本史の流れを意識してもらうように執筆しました。
みなさんが学んできた日本史は、あまり楽しくなかったのでは? それは、日本史のイメージというと、漢字が多い、年代や人名がたくさんでる、暗記しなければならない、といったあまり明るいものではないことからも想像がつきます。
たとえば、テストで、「奇兵隊の創設者は?」ときかれたとしましょう。〈たかすぎ・しんさく〉だと知っている人は多いでしょう。でも、テストでは、〈高杉晋作〉だけが正解。ひらがなで〈たかすぎしんさく〉は不正解になったのではないでしょうか。無理して、〈高杉「普」作〉なんて書いて悔しい思いをした人もいるかもしれません。
こうした悲劇(?)の原因は、長い間の高校教育が、 1クラスに5をつける人数が決められているという、相対評価であったからです。つまり、なにかで差をつけなくてはならなかったからです。たしかに、一定の知識や教養を身につけることは必要でしょう。しかし、その本質を見失ってはなんにもなりません。
日本史は、人間が主人公の学問です。これは、日本史に限らず、歴史全体についていえることですが、人と人との関わりを記述したのが日本史なのです。ですから、今日のみなさんの行動も、大きな意味では日本史といってよいでしょう。そう考えると、日本史もなんだか身近になり、興味がでてくるのではないでしょうか?
◎◎「新装版」にあたって◎◎
この本は2011年出版『カラー版 忘れてしまった高校の日本史を復習する本』を一部改訂したものです。
この本は一度、日本史を勉強したことのある人を対象にし、大学を卒業し社会にでた方、現役の大学生、受験をめざす高校生、定年をすぎもう一度、日本史をやってみようという方に向けて日本史の流れを意識してもらうように執筆しました。
みなさんが学んできた日本史は、あまり楽しくなかったのでは? それは、日本史のイメージというと、漢字が多い、年代や人名がたくさんでる、暗記しなければならない、といったあまり明るいものではないことからも想像がつきます。
たとえば、テストで、「奇兵隊の創設者は?」ときかれたとしましょう。〈たかすぎ・しんさく〉だと知っている人は多いでしょう。でも、テストでは、〈高杉晋作〉だけが正解。ひらがなで〈たかすぎしんさく〉は不正解になったのではないでしょうか。無理して、〈高杉「普」作〉なんて書いて悔しい思いをした人もいるかもしれません。
こうした悲劇(?)の原因は、長い間の高校教育が、 1クラスに5をつける人数が決められているという、相対評価であったからです。つまり、なにかで差をつけなくてはならなかったからです。たしかに、一定の知識や教養を身につけることは必要でしょう。しかし、その本質を見失ってはなんにもなりません。
日本史は、人間が主人公の学問です。これは、日本史に限らず、歴史全体についていえることですが、人と人との関わりを記述したのが日本史なのです。ですから、今日のみなさんの行動も、大きな意味では日本史といってよいでしょう。そう考えると、日本史もなんだか身近になり、興味がでてくるのではないでしょうか?
◎◎「新装版」にあたって◎◎
この本は2011年出版『カラー版 忘れてしまった高校の日本史を復習する本』を一部改訂したものです。
目次
第1章 原始・古墳時代
1節 旧石器時代 2節 縄文文化 3節 弥生文化 4節 邪馬台国 5節 ヤマト政権 6節 氏姓制度 7節 東アジアとの交流 8節 古墳文化
第2章 律令国家への道
1節 推古朝の政治 2節 大化改新 3節 天智朝の政治 4節 飛鳥文化 5節 天武・持統朝の政治 6節 律令の整備 7節 白鳳文化 8節 奈良時代の政治 9節 天平文化
第3章 貴族の社会と摂関政治
1節 律令の再建 2節 藤原北家の台頭 3節 律令制と摂関政治 4節 武士の成長 5節 院政と平氏政権 6節 弘仁・貞観文化 7節 国風文化 8節 院政期の文化
第4章 武家社会の成立
1節 鎌倉幕府の成立 2節 執権政治 3節 元寇と幕府の滅亡 4節 武士の生活 5節 産業の発達 6節 鎌倉文化
第5章 武家社会の展開
1節 建武の新政と南北朝の動乱 2節 室町幕府の成立 3節 民衆の成長と応仁の乱 4節 下剋上と戦国大名 5節 産業の普及 6節 日明貿易 7節 室町文化
第6章 天下統一と幕藩体制
1節 南蛮人の来航 2節 信長の登場 3節 秀吉の天下統一 4節 桃山文化 5節 江戸幕府の成立 6節 鎖国への歩み 7節 文治政治 8節 産業の発展 9節 寛永期の文化 10節 元禄文化
第7章 幕藩体制の崩壊
1節 享保の改革 2節 田沼時代 3節 寛政の改革 4節 大御所時代と化政文化 5節 天保の改革 6節 列強の接近と開国 7節 江戸幕府の滅亡
第8章 近代国家の確立
1節 明治維新 2節 地租改正と殖産興業 3節 文明開化 4節 自由民権運動 5節 大日本帝国憲法の制定 6節 初期議会 7節 日清戦争と日露戦争 8節 産業革命 9節 明治期の文化
第9章 世界大戦と日本
1節 大正政変 2節 第1次世界大戦と国内政治 3節 戦後の国際協調 4節 大戦景気と社会運動 5節 戦後恐慌への突入 6節 大衆文化の発達 7節 ファシズムの台頭 8節 第2次世界大戦への道
第10章 現代の日本
1節 戦後の民主化 2節 占領政策の転換と独立 3節 高度経済成長政策 4節 昭和・平成期の文化 5節 昭和後期から平成期の情勢
1節 旧石器時代 2節 縄文文化 3節 弥生文化 4節 邪馬台国 5節 ヤマト政権 6節 氏姓制度 7節 東アジアとの交流 8節 古墳文化
第2章 律令国家への道
1節 推古朝の政治 2節 大化改新 3節 天智朝の政治 4節 飛鳥文化 5節 天武・持統朝の政治 6節 律令の整備 7節 白鳳文化 8節 奈良時代の政治 9節 天平文化
第3章 貴族の社会と摂関政治
1節 律令の再建 2節 藤原北家の台頭 3節 律令制と摂関政治 4節 武士の成長 5節 院政と平氏政権 6節 弘仁・貞観文化 7節 国風文化 8節 院政期の文化
第4章 武家社会の成立
1節 鎌倉幕府の成立 2節 執権政治 3節 元寇と幕府の滅亡 4節 武士の生活 5節 産業の発達 6節 鎌倉文化
第5章 武家社会の展開
1節 建武の新政と南北朝の動乱 2節 室町幕府の成立 3節 民衆の成長と応仁の乱 4節 下剋上と戦国大名 5節 産業の普及 6節 日明貿易 7節 室町文化
第6章 天下統一と幕藩体制
1節 南蛮人の来航 2節 信長の登場 3節 秀吉の天下統一 4節 桃山文化 5節 江戸幕府の成立 6節 鎖国への歩み 7節 文治政治 8節 産業の発展 9節 寛永期の文化 10節 元禄文化
第7章 幕藩体制の崩壊
1節 享保の改革 2節 田沼時代 3節 寛政の改革 4節 大御所時代と化政文化 5節 天保の改革 6節 列強の接近と開国 7節 江戸幕府の滅亡
第8章 近代国家の確立
1節 明治維新 2節 地租改正と殖産興業 3節 文明開化 4節 自由民権運動 5節 大日本帝国憲法の制定 6節 初期議会 7節 日清戦争と日露戦争 8節 産業革命 9節 明治期の文化
第9章 世界大戦と日本
1節 大正政変 2節 第1次世界大戦と国内政治 3節 戦後の国際協調 4節 大戦景気と社会運動 5節 戦後恐慌への突入 6節 大衆文化の発達 7節 ファシズムの台頭 8節 第2次世界大戦への道
第10章 現代の日本
1節 戦後の民主化 2節 占領政策の転換と独立 3節 高度経済成長政策 4節 昭和・平成期の文化 5節 昭和後期から平成期の情勢