大学入試問題集 現代文をていねいに読み解く

大学入試問題集 現代文をていねいに読み解く

著者: 三浦 武
1,760円(税込)
発売日2022年04月15日

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  • ISBN コード : 9784046044037
  • サイズ : A5判 総ページ数: 416ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 148 × 210 × 23.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

翻弄されないための 5つの視点を伝授

書き取り、5つの視点、 解答のカタチ&スケッチで、
読解力が着実に身につく! 

読解の本質に迫る精読演習30講

河合塾の名物講師が
「現代文の正攻法」を伝授する問題集が登場!

じっくりと現代文に取り組みたい
高校生・受験生のための、
盤石な基礎を鍛える1冊。

■「はじめに」より
義務教育の頃の「教科書」にあった「国語」の「説明文」、あれは、市民社会を生きる一員として誰もが共有すべき既成の知、「正しい知」を記述した、教育ないし啓蒙の文章で、皆が同じ地平に立つことを目的とするものだったが、その後に現れた「現代文」の「評論」は、そのような既成の知の一切を、あらためて「疑い」「問う」ものだと言っていいかも知れない。「常識」とか「通念」などとされているものへの服従を拒んでみる……もとより単なる偏屈ではない。「正しいか否か」という判断基準をも超えた、いわば知の冒険だ。そうすることで新たな知の地平が拓けてきたりもするのである。そしてそこにこそ、状況に翻弄されずに思考する知性がある。

学問とか芸術とは、そもそも状況に翻弄されないためのものではなかったか。馴致されない野性の回復。そのときはじめて、それらは知性とか教養とか呼ぶに値するものになるのである。せっかく「現代文」を勉強するなら、そんな知性と教養のために、受験ということにとらわれ過ぎずに、つまり翻弄されずにやったほうがいい。強いられてやる勉強は服従でありメンドクサイが、それを超えて過剰にやれば、そこからは自分の主体的な行為になるから、実はちょっとは楽しくなったりもするのである。

そして、この「現代文」、どうやら面白がってやっているヤツにはかなわない科目らしい。学校の授業でも普段の勉強でも試験でも、文章を面白がって読んでいるヤツがいるのである。われわれが目指すのはそこだ。大学だって、そういう学生に来て欲しいと思っているに決まっている。無難な解答を器用に作り上げようとしたところで、そんなことが学問に向いているとも思えない。だから、世界を問い人生を問う、そういう「現代文」に、興味と敬意をもって切り込んでいこう。それが王道であり、実は「最短距離」なのである。


■本書の特長
●誰でもできる「書き取り」から始める
●「5つの視点」で読解・解答作成の方法を解説
●解答のカタチ&スケッチで、文章や問の構造をつかむ
●30〜90分×30日(3講×10章)で完成
●1つの文章など複数の視点から読む

■おもな対象読者
●高校2年生〜大学受験生向け
●大学入学共通テスト・国公立大二次試験対策に最適

著訳者プロフィール

●三浦 武:河合塾現代文講師。1961年福島県生まれ。著書に『ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20』(河合出版)、『評論・小説を読むための新現代文単語 』(いいずな書店)がある(ともに共著)。

目次

◆本冊 解説編
はじめに
本書の特長と使い方
▼第一部 第一章から第三章
第一章 一日目(基礎) 解説
第一章 二日目(演習) 解説
第一章 三日目(総合) 解説
第二章 四日目(基礎) 解説
第二章 五日目(演習) 解説
第二章 六日目(総合) 解説
第三章 七日目(基礎) 解説
第三章 八日目(演習) 解説
第三章 九日目(総合) 解説

■第二部 第四章から第七章
第四章 十日目(基礎) 解説
第四章 十一日目(演習) 解説
第四章 十二日目(総合) 解説
第五章 十三日目(基礎) 解説
第五章 十四日目(演習) 解説
第五章 十五日目(総合) 解説
第六章 十六日目(基礎) 解説
第六章 十七日目(演習) 解説
第六章 十八日目(総合) 解説
第七章 十九日目(基礎) 解説
第七章 二十日目(演習) 解説
第七章 二十一日目 解説

■第三部 第八章から第十章
第八章 二十二日目 解説
第八章 二十三日目 解説
第八章 二十四日目 解説
第九章 二十五日目 解説
第九章 二十六日目 解説
第九章 二十七日目 解説
第十章 二十八日目 解説
第十章 二十九日目 解説
第十章 三十日目 解説

◆別冊 問題編
※本冊解説編に対応する問題を30講掲載

■収録している文章
鷲田清一「お化けの祭り」
井上俊『遊びの社会学』
大澤真幸『資本主義のパラドックス』
鶴岡真弓『装飾する魂』
木村敏「境界としての自己」
須賀敦子『遠い朝の本たち』所収「クレールという女」
佐々木健一『作品の哲学』
高階秀爾『日本近代の美意識』所収「近代美術における伝統と創造」
今村仁司『作ると考える』
宮澤康人『学校の再生を目指して(1)学校を問う』所収「学校を糾弾するまえに」
野家啓一『物語の哲学』
河合隼雄『イメージの心理学』
三浦哲郎『木馬の騎手』所収「鳥寄せ」
小川洋子『ことり』
近藤譲『音を投げる―作曲思想の射程』所収「書くことの衰退」
柳沼重剛『語学者の散歩道』所収「書き言葉について」
村上陽一郎『生と死への眼差し』

■収録している問題の出題校
共通一次試験
センター試験
岩手大学
東北大学
東京大学
横浜国立大学
大阪大学
京都大学
島根大学
オリジナル
など
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