- ISBNコード
- 9784046045669
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 128 × 188 × 17.0 mm
- 総ページ数
- 256ページ
川を上り、海を渡れ。自らの手で、真実を掴み取るのだ。
インターネットが普及し、以前より格段と便利な社会となった一方で、
ウソ、ごまかし、誤解、無知、虚飾、粉飾―――"フェイク"と呼ぶべき情報が無限に生成され、拡散される世の中になった。
テレビや新聞などオールドメディアでも、公然と捏造や印象操作が行われている。
信頼できる情報はほんのわずか。
しかし、世の中にはびこる"フェイク"に思考を翻弄されたくなければ、
自らファクトを見極めて、真実を見出す力を磨くしか方法はない。
本書では、2019年~2020年にかけての最新の政治・経済・国際情勢の動向とともに、
著者が官僚時代から実践し続けてきた思考習慣、「川を上り、海を渡る(=「過去の経緯」と「海外の事例」を調べる)」について紹介する。
ファクトとデータを集めれば、真理はおのずと見えてくる。
ますます緊張と混乱を極める2020年代の世界を、正しく見通すための1冊。
ウソ、ごまかし、誤解、無知、虚飾、粉飾―――"フェイク"と呼ぶべき情報が無限に生成され、拡散される世の中になった。
テレビや新聞などオールドメディアでも、公然と捏造や印象操作が行われている。
信頼できる情報はほんのわずか。
しかし、世の中にはびこる"フェイク"に思考を翻弄されたくなければ、
自らファクトを見極めて、真実を見出す力を磨くしか方法はない。
本書では、2019年~2020年にかけての最新の政治・経済・国際情勢の動向とともに、
著者が官僚時代から実践し続けてきた思考習慣、「川を上り、海を渡る(=「過去の経緯」と「海外の事例」を調べる)」について紹介する。
ファクトとデータを集めれば、真理はおのずと見えてくる。
ますます緊張と混乱を極める2020年代の世界を、正しく見通すための1冊。
目次
【第一章】まかり通る歪んだ議論
・大手新聞も“妄想”で記事を書く
・国会質疑もフェイクニュースが侵食する
・稚拙すぎる時差トリック
・国会議員が民間人の個人情報を晒す暴挙
・「桜を見る会」への疑惑とは?
・フェイクと悪意に惑わされないために
【第二章】令和元年のフェイクと混乱を振り返る
・「老後二〇〇〇万円不足」をどう読むか
・年金は「福祉」というフェイク
・年間五〇〇億円のムダ遣い
・「表現の自由」と「公金」の関係
・あぶり出された芸術利権
・ふるさと納税の受難
・郵政事業は「再国営化」されている
・時代遅れの商品に課されたノルマ
・日本郵政vsNHK
【第三章】消費増税が日本経済にもたらす大打撃
・消費税は「悪」か?
・データが示す「デフレの正体」
・無視された「増税反対」の警告
・日本の財政が破綻する確率は一%未満
・大地震で財政破綻!? 増税ありきの強引理論
・さっそく数字に表れた、増税の悲惨な結果
【第四章】景気回復の打ち手はあるか
・国債費減額で財源を生み出せ
・マイナス金利は資金調達の追い風
・自然災害への対策は急務
・「国土強靱化」には金がかかる
・地方創生の切り札にも
・基礎研究の「無駄」にこそ投資せよ
・日本からノーベル経済学者は出るか?
【第五章】働き方の未来を読む
・激変する金融業界
・人間には勝ち目のない超高速取引
・量子コンピュータの脅威
・個人情報という“高額商品”
・パワハラ、モラハラの根源はどこにあるか
・終身雇用の最終局面
・中高年のひきこもり問題
・雇用創出の原理とは
・縮小傾向にある賃金の地方格差
・地方公務員三万人削減の非合理
【第六章】かつてない緊張、安全保障の着地点
・見事に演出された日米の絆
・日米貿易交渉の成果
・安全保障は経済に優先する
・綺麗事では片付かない、国際政治の“リアル”
・朝鮮半島は最も危険な状況へ
・核シェアリングという選択肢
・2020年、憲法改正のシナリオ
【第七章】米中覇権争いの行方
・米中貿易戦争の実態
・勝ち目のない中国、体制への影響も?
・「為替操作国」認定の真の狙い
・中国の野望「デジタル人民元」
・拡大し続ける中国の影響力、標的にされたギリシャ
・トランプ大統領は再選まで手を緩めない
・米中貿易戦争が日本に与える影響とは
【終章】2020年代に「不安」と「期待」を寄せて
・筆者の予測が外れた ~土壇場で停止されたGSOMIA破棄~
・韓国の完全なる“自滅”
・これからの“普遍”のために
・大手新聞も“妄想”で記事を書く
・国会質疑もフェイクニュースが侵食する
・稚拙すぎる時差トリック
・国会議員が民間人の個人情報を晒す暴挙
・「桜を見る会」への疑惑とは?
・フェイクと悪意に惑わされないために
【第二章】令和元年のフェイクと混乱を振り返る
・「老後二〇〇〇万円不足」をどう読むか
・年金は「福祉」というフェイク
・年間五〇〇億円のムダ遣い
・「表現の自由」と「公金」の関係
・あぶり出された芸術利権
・ふるさと納税の受難
・郵政事業は「再国営化」されている
・時代遅れの商品に課されたノルマ
・日本郵政vsNHK
【第三章】消費増税が日本経済にもたらす大打撃
・消費税は「悪」か?
・データが示す「デフレの正体」
・無視された「増税反対」の警告
・日本の財政が破綻する確率は一%未満
・大地震で財政破綻!? 増税ありきの強引理論
・さっそく数字に表れた、増税の悲惨な結果
【第四章】景気回復の打ち手はあるか
・国債費減額で財源を生み出せ
・マイナス金利は資金調達の追い風
・自然災害への対策は急務
・「国土強靱化」には金がかかる
・地方創生の切り札にも
・基礎研究の「無駄」にこそ投資せよ
・日本からノーベル経済学者は出るか?
【第五章】働き方の未来を読む
・激変する金融業界
・人間には勝ち目のない超高速取引
・量子コンピュータの脅威
・個人情報という“高額商品”
・パワハラ、モラハラの根源はどこにあるか
・終身雇用の最終局面
・中高年のひきこもり問題
・雇用創出の原理とは
・縮小傾向にある賃金の地方格差
・地方公務員三万人削減の非合理
【第六章】かつてない緊張、安全保障の着地点
・見事に演出された日米の絆
・日米貿易交渉の成果
・安全保障は経済に優先する
・綺麗事では片付かない、国際政治の“リアル”
・朝鮮半島は最も危険な状況へ
・核シェアリングという選択肢
・2020年、憲法改正のシナリオ
【第七章】米中覇権争いの行方
・米中貿易戦争の実態
・勝ち目のない中国、体制への影響も?
・「為替操作国」認定の真の狙い
・中国の野望「デジタル人民元」
・拡大し続ける中国の影響力、標的にされたギリシャ
・トランプ大統領は再選まで手を緩めない
・米中貿易戦争が日本に与える影響とは
【終章】2020年代に「不安」と「期待」を寄せて
・筆者の予測が外れた ~土壇場で停止されたGSOMIA破棄~
・韓国の完全なる“自滅”
・これからの“普遍”のために