●伊波 真人:歌人。1984年、群馬県高崎市生まれ。埼玉県さいたま市在住。大学在学中に短歌の創作を始める。2013年、「冬の星図」により第59回角川短歌賞を受賞。雑誌、新聞を中心に、短歌、エッセイ、コラムなどを寄稿。2017年に歌集『ナイトフライト』(書肆侃侃房)を上梓した。関心領域は、音楽、映画、漫画などのカルチャー全般。ポップスの作詞も行う。 ●丸紅 茜:漫画家、イラストレーター。沖縄県那覇市出身。2016年末より『筒井漫画涜本ふたたび』(筒井康隆原作/実業之日本社)の装画、「ぼく(Re-Arranged by STUTS)」(DAOKO)のMVキャラクターデザインなどをはじめ、広告、CDジャケットなど多岐に亘るイラストを手掛ける。初の画集『ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK 丸紅茜』(翔泳社)を2019年に上梓した。
短歌とイラストで物語が進む、想像力を刺激する新感覚「歌×画」集
スカート 澤部渡さん共鳴!!「あの頃のぼくらの頭上に広がっていた星座もまた、群像だったのでしょう」
短歌とイラストが呼応する、切なくどこか懐かしい両片想いの物語。
高校生活も最後の一年を残すこととなった暁彦と沙織。
教室でも、天文部でも、両片想いのふたりは互いの姿を目で追う。
駆け抜け、しかし彷徨い、ふいに切り取られる永遠の一瞬。
黒板とチョーク、夏雲と星座、堂々めぐりと本心、
誰もが胸に秘める高鳴りと痛みを呼び覚ます青春物語。
この恋を終わらせない限り、僕らの青春は何度でも繰り返す――。
著訳者プロフィール
●丸紅 茜:漫画家、イラストレーター。沖縄県那覇市出身。2016年末より『筒井漫画涜本ふたたび』(筒井康隆原作/実業之日本社)の装画、「ぼく(Re-Arranged by STUTS)」(DAOKO)のMVキャラクターデザインなどをはじめ、広告、CDジャケットなど多岐に亘るイラストを手掛ける。初の画集『ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK 丸紅茜』(翔泳社)を2019年に上梓した。