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日本大衆文化史

編著: 日文研大衆文化研究プロジェクト
発売日
2020年09月18日
在庫なし
2,750
在庫がありません
ISBNコード
9784044005634
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 19.0 mm
総ページ数
364ページ
時間と領域を超えた二次創作、その盛衰を描く大胆な通史の試み!
古代から現代に至るまで、大衆もまた作者だった。多種多様な文化は、どのように作られ、継承され、更新されてきたのか。時代ごとに存在した「場」あるいは「メディア」との結びつきに着目しながら、ジャンルを横断し、通史で読み解く。これまでの文化史を刷新し、これからの社会と文化のあり方を考える、研究プロジェクトの最前線!


(執筆参加者)

大塚英志、伊藤慎吾、香川雅信、久留島元、木場貴俊、北浦寛之、佐野明子、山本忠宏、前川志織、近藤和都、松井広志、オウ・ケイカイ、アルバロ・エルナンデス


(目次)

序 日本大衆文化史は可能なのか (大塚英志)

【第1部 声と身体】
1章 物語と座の時代(8世紀~16世紀)
2章 声とパフォーマンスの時代(12世紀~16世紀)
コラム 「絵の本」の歴史
コラム 太平記読み

【第2部 メディア】
3章 木版印刷と「二次創作」の時代(17世紀~1890)
コラム オヅ・ヨシサダ青年のディレッタンティズム
コラム 鬼魅の名は
4章 「私」とアマチュアの時代(1900~1920)
コラム パノラマの経験
コラム 画工と画家

【第3部 メディアミックス】
5章 参加する「素人」たち 群衆と動員の時代:前期(1920~1950)
コラム スタジオは生きている
コラム 「蒲田行進曲」と裏方たちのドラマ
6章 遅れてきたテレビ 群衆と動員の時代:後期(1950~1980)
コラム 模型の近代史
コラム レイヤーとしてのトーキーアニメーション

【エピローグ デバイス】
7章 プラットフォームとデバイスの時代(1980~現在)
コラム ボーカロイドとは何か

目次

序 日本大衆文化史は可能なのか (大塚英志)

【第1部 声と身体】
1章 物語と座の時代(8世紀~16世紀)
2章 声とパフォーマンスの時代(12世紀~16世紀)
コラム 「絵の本」の歴史――小絵から児童文学まで
コラム 太平記読み――テキスト、講釈、メディア

【第2部 メディア】
3章 木版印刷と「二次創作」の時代(17世紀~1890)
コラム オヅ・ヨシサダ青年のディレッタンティズム――江戸のオタク青年の脳内城下町
コラム 鬼魅の名は――妖怪名称と大衆文化
4章 「私」とアマチュアの時代(1900~1920)
コラム パノラマの経験――仮構される戦場
コラム 画工と画家――広告の図案制作者たち

【第3部 メディアミックス】
5章 参加する「素人」たち 群衆と動員の時代:前期(1920~1950)
コラム スタジオは生きている――アニメーションにおける協働/集団制作
コラム 「蒲田行進曲」と裏方たちのドラマ――映画撮影所の歴史と伝統を受け継ぐ者たち
6章 遅れてきたテレビ 群衆と動員の時代:後期(1950~1980)
コラム 模型の近代史――メディアとしてのモノ
コラム レイヤーとしてのトーキーアニメーション

【エピローグ デバイス】
7章 プラットフォームとデバイスの時代(1980~現在)
コラム ボーカロイドとは何か――初音ミクという創作活動ムーブメント