戦争宗教学序説 信仰と平和のジレンマ

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戦争宗教学序説 信仰と平和のジレンマ

1,980円(税込)
発売日2024年10月30日
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  • ISBN コード : 9784047036925
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 306ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 20.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

戦争と宗教。人間ならではの2つの営みの交錯点を問う、人文学の新たな試み

従軍する聖職者、帝国海軍の艦内神社、聖書の一節を示す銃の刻印──。なぜ戦争は宗教を求め、宗教もまた武器や戦いのイメージを用いるのか。宗教学と戦争研究の交錯点から「平和」の意味を問う人文学の新たな試み。

著訳者プロフィール

●石川 明人:1974年生まれ。桃山学院大学准教授。北海道大学卒業、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。北海道大学助手、助教を経て現職。専攻は宗教学・戦争論。著書に『戦場の宗教、軍人の信仰』『キリスト教と戦争‐「愛と平和」を説きつつ戦う論理』など。

目次

第一章 軍事のなかの宗教的なもの

 1 宗教的に営まれる軍事
 2 お守りなしではいられない兵士たち

第二章 戦場で活動する宗教家たち

 1 従軍チャプレンの諸相
 2 軍隊における「祈り」

第三章 軍人に求められる「精神」

 1 軍隊における「精神力」
 2 「士気」と宗教

第四章 「宗教的服従」を説いた軍隊

 1 精神力重視の背景
 2 日本軍の「必勝の信念」

第五章 宗教と平和のアイロニー

 1 宗教の軍事的な側面
 2 平和に対する本音と限界
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