全円の歌人 大西民子論

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全円の歌人 大西民子論

2,750円(税込)
発売日2020年09月12日
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  • ISBN コード : 9784048843577
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 244ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 21.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

昭和の歌人・大西民子の全円の作風の追究と民子短歌の全貌に迫る画期的論考

発想、ディテール、嘱目、語彙……、常に新しさと独自性を追求し続けた昭和の歌人・大西民子。周到に計算された技法が随所にみられる民子の短歌。大西民子の全円の歌の世界を辿りながら、民子短歌の全貌に迫る画期的論考。

著訳者プロフィール

●沖 ななも:1945年、茨城県生まれ。1974年、加藤克己に師事し「個性」に入会。2004年、「個性」終刊により「熾」を創刊、代表となる。1983年に歌集『衣裳哲学』で現代歌人協会賞受賞のほか、埼玉文芸賞、茨城歌人協会賞などを受賞。現代歌人協会常任理事、埼玉県歌人会会長のほか、朝日新聞埼玉版、埼玉新聞の短歌欄選者などを務める。

目次

第一章 総論「孤の自立」
第二章 方法について〈歌は全円〉
第三章 喪失と、喪失の予感〈喪失の歴史〉
第四章 不安感〈人間存在の普遍的不安〉
第五章 生き方〈家を背負う〉
第六章 死生観〈死にちかくいて〉
第七章 語彙からさぐる〈伸縮のある語彙〉
第八章 晩年の歌〈清明なる完結〉
第九章 初期作品から〈夢と挫折と〉

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