- ISBNコード
- 9784041099414
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 16.4 mm
- 総ページ数
- 448ページ
NHK大河ドラマの新主人公、その肉声が聞こえる決定版!
■日本資本主義の父にして、新一万円札の顔に決定!
■2021年にはNHK大河ドラマ「青天を衝け」(主演 吉沢亮)が放送予定
正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要である――。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲による弱肉強食の競争を諫め、教育、福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。尊王攘夷思想に共鳴した農家の青年は、幕臣、新政府高官といった数奇な転身を経て、いかにして実業界に道を見出していったのか。肉声が響きわたる2つの自叙伝から、その実像を浮かび上がらせる。
解説・井上潤(渋沢史料館館長)
■ 渋沢栄一(1840-1931)
1840年、現・埼玉県深谷市の富農の家に生まれる。一橋家に出仕し、慶喜の将軍継承によって幕臣となり、遣欧使節の一員として渡欧。維新後は明治新政府の招きで民部省、大蔵省に仕官した。73年、健全財政を主張して辞任。民間の立場から商工業に関わることを志し、第一国立銀行をはじめとする約500社もの企業の創立・発展に寄与した。経済団体を組織し、商業学校を創設するなど実業界の社会的地位向上に努めたほか、社会公共事業や国際親善活動に尽力した。1931年没。
■2021年にはNHK大河ドラマ「青天を衝け」(主演 吉沢亮)が放送予定
正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要である――。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲による弱肉強食の競争を諫め、教育、福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。尊王攘夷思想に共鳴した農家の青年は、幕臣、新政府高官といった数奇な転身を経て、いかにして実業界に道を見出していったのか。肉声が響きわたる2つの自叙伝から、その実像を浮かび上がらせる。
解説・井上潤(渋沢史料館館長)
■ 渋沢栄一(1840-1931)
1840年、現・埼玉県深谷市の富農の家に生まれる。一橋家に出仕し、慶喜の将軍継承によって幕臣となり、遣欧使節の一員として渡欧。維新後は明治新政府の招きで民部省、大蔵省に仕官した。73年、健全財政を主張して辞任。民間の立場から商工業に関わることを志し、第一国立銀行をはじめとする約500社もの企業の創立・発展に寄与した。経済団体を組織し、商業学校を創設するなど実業界の社会的地位向上に努めたほか、社会公共事業や国際親善活動に尽力した。1931年没。
目次
雨夜譚
巻之一
巻之二
巻之三
巻之四
巻之五
青淵回顧録(抄)
第一国立銀行創立の前後
東京銀行集会所の濫觴
東京商業会議所の由来
実業教育の創始と沿革
東京市養育院の沿革
株式取引所創立と私の態度
我が国海運事業の今昔
人肥会社と理化学研究所
我が国鉄道と保険業の発祥
我が国紡績業創設の回顧
煉瓦およびセメント事業の変遷
還暦を迎えて
排日問題と国民外交
米寿を迎えた喜び
解説 人間・渋沢栄一を探るために 井上潤 (渋沢史料館館長)
巻之一
巻之二
巻之三
巻之四
巻之五
青淵回顧録(抄)
第一国立銀行創立の前後
東京銀行集会所の濫觴
東京商業会議所の由来
実業教育の創始と沿革
東京市養育院の沿革
株式取引所創立と私の態度
我が国海運事業の今昔
人肥会社と理化学研究所
我が国鉄道と保険業の発祥
我が国紡績業創設の回顧
煉瓦およびセメント事業の変遷
還暦を迎えて
排日問題と国民外交
米寿を迎えた喜び
解説 人間・渋沢栄一を探るために 井上潤 (渋沢史料館館長)