精神医療の現実

精神医療の現実

著者: 岩波 明
1,034円(税込)
発売日2023年02月10日

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  • ISBN コード : 9784040823898
  • サイズ : 新書判 総ページ数: 280ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 12.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

トラウマ、PTSD、発達障害――その「流行」とは、一体何なのか?

躁うつ病や統合失調症はもとより、いまや「発達障害」も一般名称化した。もはや「心の病」は特殊ではない風潮の一方、医療現場では何が変わり、何が変わらず、何が起こっているのか。最前線を走り続ける現役医師が、精神医療「内部」の諸問題、精神医療と「外部」事象との問題、精神医療と心理社会的な問題との関連を批評・露呈させる。

第1章 医療の中の精神科
第2章 流行の病
第3章 精神病院の風景
第4章 精神鑑定のウソ
第5章 カウンセリングと精神分析
第6章 ヒステリーと神経症
第7章 精神療法のワナ
第8章 精神疾患の治療法
第9章 特異な精神症状

著訳者プロフィール

●岩波 明:1959年、神奈川県生まれ。精神科医、医学博士。東京大学医学部卒業後、東京都立松沢病院、東大病院精神科などを経て、昭和大学医学部精神医学講座主任教授、同大学附属烏山病院長。発達障害の臨床研究、統合失調症の認知機能障害、精神疾患と犯罪などを主な研究分野としている。著書に『心に狂いが生じるとき 精神科医の症例報告』(新潮文庫)、『大人のADHD もっとも身近な発達障害』(ちくま新書)、『発達障害』(文春新書)、『精神鑑定はなぜ間違えるのか? 再考 昭和・平成の凶悪犯罪』(光文社新書)などがある。
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