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京都を覆う天狗の祟りを祓え! 傷を抱えたバディの謎解きホラーミステリ
「祓って流そう――祟りも、想いも」元バチカン最強の祓魔師・黒染と、お人好しカウンセラーの白崎が営む「祟られ屋」へ、
「天狗の祟り」に悩んでいるという京都の男性から相談が舞い込んだ。
トラウマを抱え、京都から逃げるように上京してきた白崎は気が進まないが、
何故か「天狗」と聞いた瞬間乗り気になった黒染の熱意に負け、一緒に出張することに。
京都へ到着し、依頼人の犬塚に話を聞くと「奇妙な声と共に黒い影が部屋を走り回る」という。
全く天狗らしくない呪いに、白崎は困惑するが……?
傷を抱えた凸凹コンビが絡み合った祟りと謎を解きほぐす、痛快ホラーミステリ!
イラスト/鈴木次郎
著訳者プロフィール
目次
第一章 こっくりさん
第二章 祟られ屋、京都へ
第三章 黒い影がそこにいる
第四章 伏見稲荷の狐憑き
第五章 連鎖する祟りと痛み
第六章 即身怨霊
第七章 あの夏にお別れを
終章