2017年に刊行され『世界一わかりやすい　医学部小論文・面接の特別講座』の改訂版。
移り変わりが目まぐるしい小論文の出題例を全差替したほか、入試不正問題発覚後の、そしてコロナ禍での面接にも完全対応しました。
他学部に比べて学科試験の難易度が高いため、どうしても医学部受験生は学科試験を重視しがちですが、たとえ学科試験で高得点をとっても小論文や面接で不合格になることが珍しくありません。
もっとも、小論文も面接も正解がわかりにくく、どのように対策を立てればいいのかで迷う受験生がほとんどです。
そこで、本書では医学部専門予備校が蓄積したデータとノウハウから、医学部小論文・面接で高得点をとる方法(いわゆる正解)を公開します。
医学部を目指すならば必ずほしい1冊です。


【目次】
《小論文編》
第１章 医学部小論文で求められるもの
　論理性　一つのストーリーを組み立てろ／一般性と客観性　小論文と作文の違い／医師の資質　小論文では絶対に書いてはいけないことがある
第２章 小論文の命…「構成」　見切り発車は失敗のもと
　構成の基本　列挙、選択、整序、配分の四段階／構成の応用　必ずしも自分の意見だけを示せばいいわけではない
第３章 正確な表現を身に付ける
　下手な文章にありがちな七つの特徴／答案作成、添削、模範答案の三点セット
第４章 小論文問題の三つのパターン
　課題文型問題　いかに速く問題の趣旨をつかむか／テーマ型問題　知識と教養を身に付けよう／特殊型　攻めの答案ではなく守りの答案を
《面接編》
第１章 医学部受験の面接試験で求められるもの
　医師としての資質は十五分では見抜けない／最も大切なのは礼儀と謙虚さ／周到な準備と練習の必要性
第２章 四つの面接パターン
　個人面接　本音を語る場ではない／グループ面接　目立てば負け／グループ討論　大切なのは話す内容ではない／ＭＭＩ　様々な能力が試される
第３章 出願書類で差をつけろ
第４章 コロナ禍での面接試験
　変更点と今後の予測／新型コロナウイルス感染症についての質問と対策