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遺跡発掘師は笑わない 三体月の呪い
遺跡発掘師は笑わない 三体月の呪い
遺跡発掘師は笑わない 三体月の呪い
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遺跡発掘師は笑わない 三体月の呪い

イラスト: 睦月 ムンク
発売日
2021年11月20日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
726
ISBNコード
9784041112328
レーベル
角川文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 12.6 mm
総ページ数
336ページ
今度の舞台は和歌山!死を呼ぶ三体月の謎に、巻き込まれ天才発掘師が挑む!
「天才発掘師」の噂を聞きつけた地権者から依頼を受け、和歌山へ赴いた無量。平家の落人伝説が残る、風光明媚な町だ。
しかし、意気込んで向かった発掘現場で、無量の身に立て続けに不穏なことが起こる。
聞こえるはずのない声が聞こえたり、誰かに腕を掴まれたような気がしたりするのだ……。

不穏な気配を感じながら発掘作業を進めると、現場からは経筒(きょうづつ)が出土した。経巻を保護するための筒形容器だ。
経筒から出てきたのはなんと、人形の頭(かしら)。
それを知った発掘現場の同僚で元舞台俳優の佐分利亮平は、無量を家に招く。

佐分利家には、「道成寺雛」という内裏雛が代々伝わっていた。
その雛人形を見た無量はぞっとする。女雛には頭がなかったのだ……。

経筒の中に入っていた頭はその女雛のものなのでは、と疑う亮平に、
カメケンチームは結託して、この内裏雛の謎を解こうとするが、そんな最中に亮平が事故に遭う。

背後には「安珍清姫」伝説や、佐分利家に伝わる「三体月の呪い」の言い伝えも絡んでいそうで……?

目次

序章
第一章 こいのぼりのない町
第二章 陰雛をまつる家
第三章 死を呼ぶ三体月
第四章 南龍のすみか
第五章 大峯の修験者
第六章 〈安珍〉の野望
第七章 空海の遺産
終章