災害とたたかう大名たち
危機を乗切る政治手腕。藩の自立から雄藩の出現へ、時代の転換を読み解く!
定価:
1,870円(税込み)
発売日:2021年04月23日
- ISBN コード : 9784047037083
- サイズ : 四六判 変形 総ページ数: 256ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 14.0 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●藤田 達生:1958年、愛媛県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。学術博士。三重大学副学長、教育学部・大学院地域イノベーション学研究科教授。『信長革命―「安土幕府」の衝撃』(角川選書)、『藤堂高虎論─初期藩政史の研究』『天下統一論』(塙書房)、『本能寺の変』(講談社学術文庫)、『藩とは何か―「江戸の泰平」はいかに誕生したか』(中公新書)、『明智光秀伝―本能寺の変に至る派閥力学』(小学館)など著書多数。
はじめに──災害からなにを学ぶか
第一部 行政としての災害復興
第一章 領民を救う藩
1 安政大地震の直撃
2 藩庫を傾けた復旧策
3 藩経営の暗黙知
第二章 戦災からの復興
1 中世の大災害
2 復興と開発の時代
3 藩の危機管理
第三章 藩公儀の誕生
1 人工の町と村
2 町の復旧
3 村の復旧
4 藩行政を支えた群像
第二部 災害が歴史を動かす
第四章 責務としての災害復旧
1 天下人の思想
2 藩の思想
3 前期明君の登場
第五章 災害と藩の自立
1 「国家」と「国民」の時代
2 災害が突きつけた難題
3 後期明君の限界
4 預治思想の終焉
むすび──流動化する国家
参考文献
【目次】
はじめに──災害からなにを学ぶか
第一部 行政としての災害復興
第一章 領民を救う藩
1 安政大地震の直撃
2 藩庫を傾けた復旧策
3 藩経営の暗黙知
第二章 戦災からの復興
1 中世の大災害
2 復興と開発の時代
3 藩の危機管理
第三章 藩公儀の誕生
1 人工の町と村
2 町の復旧
3 村の復旧
4 藩行政を支えた群像
第二部 災害が歴史を動かす
第四章 責務としての災害復旧
1 天下人の思想
2 藩の思想
3 前期明君の登場
第五章 災害と藩の自立
1 「国家」と「国民」の時代
2 災害が突きつけた難題
3 後期明君の限界
4 預治思想の終焉
むすび──流動化する国家
参考文献