- ISBNコード
- 9784047366633
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 128 × 188 × 17.5 mm
- 総ページ数
- 288ページ
霊験あらたかな“まほろば”の地、奈良を舞台に繰り広げる現代ファンタジー
神社の娘、宮子の初めての友達は、『幽霊』だった。
幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。
ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。
「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう?」
寛太に現実を突きつけられた宮子は、この世に未練を残す魂――友達を【あるべき姿】に戻すことを決意するのだった。
以来、互いに“視える”ことで感覚を共有し、“正しく”心を育てる寛太に惹かれていく宮子。
そんななか、寛太の母親を殺した犯人の判決が下される。
宮子は憎しみと後悔で揺れ動く寛太の救いになりたいと願うが、寛太は「女人に触れない」というさらに厳しい戒を己に課してしまい――!?
幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。
ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。
「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう?」
寛太に現実を突きつけられた宮子は、この世に未練を残す魂――友達を【あるべき姿】に戻すことを決意するのだった。
以来、互いに“視える”ことで感覚を共有し、“正しく”心を育てる寛太に惹かれていく宮子。
そんななか、寛太の母親を殺した犯人の判決が下される。
宮子は憎しみと後悔で揺れ動く寛太の救いになりたいと願うが、寛太は「女人に触れない」というさらに厳しい戒を己に課してしまい――!?