千夜千冊エディション 資本主義問題

out_of_stock

千夜千冊エディション 資本主義問題

1,694円(税込)
発売日2021年07月16日
ほしいものリストに追加
電子書籍をブックウォーカーで購入

利用可能なお支払方法

クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784044006655
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 432ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 20.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

なぜ、おりられないのか

貨幣、帳簿、市場……資本主義の基幹エンジンたる仕組みの歴史を紐解く。そしてケインズ、ハイエク、フリードマンの思想へ。ほころび始めたグローバル資本主義の未来を見据えながら、その本質に迫る。

著訳者プロフィール

●松岡 正剛:編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。80年代に情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化し「編集工学」を確立し様々なプロジェクトに応用。2000年「千夜千冊」の連載を開始。同年、eラーニングの先駆けともなる「イシス編集学校」を創立。近年はBOOKWAREという考えのもと膨大な知識情報を相互編集する知の実験的空間を手掛ける。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開。著書に『知の編集工学』『擬』『世界と日本の見方』『国家と「私」の行方』ほか。

目次

第一章 マネーの力
ハンス・クリストフ・ビンスヴァンガー 『金かねと魔術』
ニーアル・ファーガソン 『マネーの進化史』
ゲオルク・ジンメル 『貨幣の哲学』
今村仁司 『貨幣とは何だろうか』
仲正昌樹 『貨幣空間』
ジェイムズ・バカン 『マネーの意味論』

第二章 資本主義の歯車
ジェイコブ・ソール 『帳簿の世界史』
ブライアン・リアマウント 『オークションの社会史』
ゲルト・ハルダッハ&ユルゲン・シリング 『市場の書』
ジョン・ミクルスウェイト&エイドリアン・ウールドリッジ 『株式会社』
ダニエル・ヤーギン&ジョゼフ・スタニスロー 『市場対国家』
小林正宏・中林伸一 『通貨で読み解く世界経済』

第三章 君臨する経済学
間宮陽介 『市場社会の思想史』
ジョン・メイナード・ケインズ 『貨幣論』
フリードリヒ・ハイエク 『市場・知識・自由』
イマニュエル・ウォーラーステイン 『史的システムとしての資本主義』
ミルトン・フリードマン 『資本主義と自由』
ロバート・スキデルスキー 『なにがケインズを復活させたのか?』

第四章 グローバル資本主義の蛇行
マンフレッド・スティーガー 『グローバリゼーション』
スーザン・ストレンジ 『マッド・マネー』
ジョージ・ソロス 『グローバル資本主義の危機』
金子勝 『反経済学』
鈴木謙介 『〈反転〉するグローバリゼーション』
パオロ・ヴィルノ 『ポストフォーディズムの資本主義』
アレックス・カリニコス 『アンチ資本主義宣言』