- ISBNコード
- 9784048844291
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 128 × 188 × 12.5 mm
- 総ページ数
- 188ページ
中村草田男、その魂の二十年を深耕する。難解句の本質に迫る決定版!
<葡萄食ふ一語一語の如くにて> 草田男
草田男の俳句を読んでいて思うのは、「眼の人」として物を見つめることが、
言葉に光をというディヒターの悲劇とつねに一体であるということです。
眼が対象を受動的に映すのではなく、対象から働きかけられて働きかえる力であるとき、
それは、<まなざし>です。(講演「草田男のまなざし」より)
編は「森の座」代表の俳人・横澤放川。
草田男の俳句を読んでいて思うのは、「眼の人」として物を見つめることが、
言葉に光をというディヒターの悲劇とつねに一体であるということです。
眼が対象を受動的に映すのではなく、対象から働きかけられて働きかえる力であるとき、
それは、<まなざし>です。(講演「草田男のまなざし」より)
編は「森の座」代表の俳人・横澤放川。
目次
1 序に代えて―草田男のまなざし(講演1)
2 草田男深耕1 昭和38年~45年の作品を読む
3 晩年の草田男―向性の正と負(講演2)
4 草田男深耕2 昭和46年~58年の作品を読む
5 千の空から―千空、リルケ、草田男(講演3)
6 草田男再耕1 昭和38年~42年の作品を読む
7 許されと引受け―ラザロ体験の射程(評論1)
8 草田男再耕2 昭和43年~58年の作品を読む
9 「中庸ならぬ中庸の道」その他―パスカルを読む草田男(評論2)
2 草田男深耕1 昭和38年~45年の作品を読む
3 晩年の草田男―向性の正と負(講演2)
4 草田男深耕2 昭和46年~58年の作品を読む
5 千の空から―千空、リルケ、草田男(講演3)
6 草田男再耕1 昭和38年~42年の作品を読む
7 許されと引受け―ラザロ体験の射程(評論1)
8 草田男再耕2 昭和43年~58年の作品を読む
9 「中庸ならぬ中庸の道」その他―パスカルを読む草田男(評論2)