KADOKAWA Group

カドスト

背景作画 改訂版 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ
背景作画 改訂版 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ
背景作画 改訂版 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ
シェアする:
X Facebook

背景作画 改訂版 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ

著者: mocha
発売日
2021年07月30日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
2,200
ISBNコード
9784046053619
商品形態
一般書
サイズ
B5判
商品寸法(横/縦/束幅)
182 × 257 × 12.0 mm
総ページ数
160ページ
Photoshop / CLIP STUDIO PAINT両対応!
ロングセラー書籍が大幅加筆されてリニューアル!
背景はパーツ素材で描く。【背景業界】で、プロが新人に教えている描き方を公開。
「疲れない」ための素材を利用した時短テクニックが満載です!

アニメ業界では、テレビアニメ用の背景を多いときには1日に10枚以上も描き上げることを求められます。
クオリティを維持しつつ、いかに手早く制作するか?
その難題を解決する手段として、雲や樹木、壁などのパーツ素材をたくさん用意しておき、それらを組み合わせることで背景を構成していくというテクニックがあります。

このノウハウは、デジタルでイラストを制作する場合に特化したものですが、これからパソコンでイラストを描こうとされている初心者の方にも役立つスキルだと思います。
一見すると複雑な背景も、実はパーツ素材の組み合わせとその応用で成り立っています。

本書では、Chapter1で、背景を描く上でこれさえ押さえておけば自分で応用に結びつけることができるといったような、土台となる考え方を説明します。
続くChapter2では、空や樹木のような自然物、Chapter3では、ビルや室内のような人工物について、素材の作り方から組み合わせ方までを解説していきます。

幅広いモチーフが登場する背景イラストに対応できるように、38種類以上のメイキングを紹介します。
また同時に背景を描くうえで便利なソフトウェアの基本的な機能やツールも解説していきます。

もちろん、素材だけで絵を完成させることは難しいですが、この本でお伝えする基本的な考え方と、パーツ素材の作り方をマスターすれば、あとはそれを応用していくことで、さまざまなバリエーションの背景を制作することができるようになります。

★本書は、2017年に刊行した『背景作画』に大幅な加筆をして再編集したものです
★本書はAdobe Photoshop CCとCLIP STUDIO PAINTでの使用を例に、背景の描き方を解説しています
★本書内で紹介する12種類のブラシや質感素材のデータは、購入された方に限りダウンロードが可能です

目次

【CONTENTS】

はじめに
この本について/ダウンロードコンテンツの使い方 
ブラシの登録方法/ダウンロードコンテンツ内の配布ブラシの一覧

■INTRODUCTION
背景はパーツの組み合わせで描ける/MAKING COVER ILLUSTRATION

■CHAPTER 1 背景作画の基本の基本
背景、 風景の本質とは?/明暗の差で絵を描く/光と陰と影/
時間帯で変わる雲の影/色彩遠近法と空気遠近法/
屋内と屋外を描き分ける/光の反射を描く/パースをとる

■CHAPTER 2 自然物を描く
モヤモヤ質感&炎のイメージの制作/青空の制作/夕空の制作/
曇り空の制作/夜空の制作/天の川の制作/海面の制作/
雪景色の制作/地面の制作/岩の制作/崖の制作/
紫陽花の制作/植え込みの制作/草むらの制作/木の制作
◎組み合わせテクニック 森の風景

■CHAPTER 3 人工物を描く
道路の制作/レンガブロックの制作/白壁とむき出したレンガの制作/
フェンスの制作/電信柱の制作/錆のある金属壁の制作/
ビル(昼・夜)の制作/カーテンの制作/窓の制作/
床の制作/机の制作
◎組み合わせテクニック 教室
木目の制作/障子の制作/ふすまの制作/畳の制作/瓦屋根の制作
◎組み合わせテクニック 和室

■創作実例「藤重ね」