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「死刑だってさ」衝撃の結末が待ち受ける、読者をも惑わす慟哭のミステリ。
カウンセラーの千尋は、自殺願望のある女子高生の奈央から自殺サイトの存在を知らされる。犯罪の匂いを感じた千尋は、そのサイトの管理人が、8年前に故郷の山口県で知り合った「ヒロアキ」ではないかと疑いを抱き、独自に調査を始める。
ヒロアキの恐ろしくも哀しい過去が明らかになるにつれ、本人だと確信していくが――
連続殺人犯となった彼の手から、奈央の命を救うことができるのか!?
最後まで目が離せない、驚愕のミステリ。
著訳者プロフィール
ライターとして漫画脚本などを手掛けながら小説の執筆活動を続け、『黒猫の遊歩あるいは美学講義』で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞(早川書房刊)。同作は続刊も刊行され、「黒猫シリーズ」として人気を博している。ほか、『名無しの蝶は、まだ酔わない』(角川書店)の「花酔いロジックシリーズ」、『ホテル・モーリス』(講談社)、『偽恋愛小説家』(朝日新聞出版)、『かぜまち美術館の謎便り』(新潮社)などがある。
目次
1 二〇一八年 首絞めヒロ
2 二〇一〇年 白の誘惑
3 二〇一八年 追放者
4 二〇一一年 N県毒物シチュー事件
5 二〇一八年 奇妙な手伝い
6 二〇一一年 一人の中の大量死
7 二〇一八年 接近
interlude 首絞めヒロからのメッセージ
8 二〇一八年 思考は許されている
9 カウンセラー希世乃の日記 二〇一八年九月十三日
10 カウンセラー希世乃の日記 二〇一八年九月二十日
エピローグ
解 説 杉江松恋