文豪と怪奇

文豪と怪奇

著者: 東 雅夫
2,090円(税込)
発売日2022年11月30日

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  • ISBN コード : 9784041117347
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 272ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 21.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

あの文豪も「おばけずき」!怪談の第一人者が綴る、文豪×怪奇の世界の魅力

なぜ、文豪たちは「おばけ」が好きなのか!? 
文豪たちが遭遇したリアルな怪異エピソード×アンソロジー×評伝・読書ガイドのトリプル構成で迫る、誰も知らない、文豪の世界。

史上名高い文豪たちは、何故かそろって「おばけずき」だった!
怪奇譚の側面から文豪の生涯・著作を紐解いた画期的文豪案内。
文豪の人生そのものと「怪奇」との関わりを追求した、メイン本文パートである評論エッセイ(文豪たちが遭遇したリアルな怪異エピソード多数!)、かれら自身の言葉で「怪奇」の世界、著作のエッセンスを堪能できるミニ・アンソロジー(懇切丁寧な書き下ろし解題付き)、更に世界を深め読み手の世界を広げる評伝・読書案内で、各文豪の魅力に迫る!
図版も多数掲載。


【収録文豪】泉鏡花、芥川龍之介、夏目漱石、小泉八雲、小川未明、岡本綺堂、佐藤春夫、林芙美子、太宰治、澁澤龍彦


『怪と幽』連載「文豪たちの幽と怪」に大きく加筆修正を加え書籍化。


装画・本文扉絵 =北村紗希(型染・切り絵作家)

著訳者プロフィール

●東 雅夫:アンソロジスト、文芸評論家。1958年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。「幻想文学」「幽」の編集長を歴任。『遠野物語と怪談の時代』で第64回日本推理作家協会賞を受賞。著書に『百物語の怪談史』『文豪たちの怪談ライブ』『怪談文芸ハンドブック』『なぜ怪談は百年ごとに流行るのか』『クトゥルー神話大事典』ほか、編纂書に『文豪妖怪名作選』『平成怪奇小説傑作集』『ゴシック文学入門』、〈文豪怪談傑作選〉〈文豪怪談ライバルズ!〉〈文豪怪奇コレクション〉の各シリーズほか多数。監修書に〈怪談えほん〉シリーズなど。

目次

目次
はじめに
泉鏡花 怪奇ハンター鏡太郎、心霊スポットに挑む!?
芥川龍之介 柳花の流れに龍子あり、おばけずきの申し子として
夏目漱石 仄暗き生の深淵にひそむ 死と夢と乙女のまぼろし
小泉八雲 幽霊【ゴースト】に憑かれ魅せられ ぐるり地球をひとめぐり
小川未明 マレビトたちが誘う 仄暗き北辺の魔処
岡本綺堂 百物語の夜は更けて……
佐藤春夫 化物屋敷のスペシャリスト!?
林芙美子 わが身は憶えている…… 霊異と戦慄の記憶
太宰治 騙りて語れ、イタコのごとく死者のごとく
澁澤龍彦 高層ビルのホテルで 妖女とラブ・アフェア
おわりに
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