- ISBNコード
- 9784041118849
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判 変形
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 132 × 188 × 35.0 mm
- 総ページ数
- 528ページ
時代を超えて歌い継がれる名曲の数々は、なぜ一人の作詞家から生まれたのか
伝説的日本語ロックバンド”はっぴいえんど”のメンバーとして活動した後、日本を代表する作詞家となった松本隆50年の軌跡を追う評伝。太田裕美「木綿のハンカチーフ」、大瀧詠一「君は天然色」、松田聖子「赤いスイートピー」、寺尾聰「ルビーの指環」、KinKi Kids「硝子の少年」――。抒情性と物語性に富んだ歌詞で数々のメガヒット曲を生み出した松本隆。シングル曲よりアルバムのコンセプトを重視した作詞など新しい手法を用いたほか、シューベルトの楽曲や「古事記」をもとに作詞をおこなったこともあった。大瀧詠一、筒美京平、松田聖子らとの知られざるエピソードを含め、その挑戦の日々を松本隆本人へのインタビューと証言者たちの言葉から描き、不世出の作詞家の本質に迫る。
目次
まえがき
第1章 始まりは1969年――エイプリル・フール
第2章 はっぴいえんどのデビュー
第3章 1971年に吹いた風――「風街ろまん」
第4章 はっぴいえんどの解散と転機
第5章 橋を渡る――ミュージックシーンの”こっち側”と”あっち側”
第6章 作詞家・松本隆の始まり――筒美京平と太田裕美
第7章 70年代を代表する1曲「木綿のハンカチーフ」
第8章 コンセプトアルバム――森山良子「日付けのないカレンダー」
第9章 青春の普遍性――岡田奈々と原田真二
第10章 70年代と青春の終わり――吉田拓郎と桑名正博
第11章 怒濤の80年代の幕開け――竹内まりやと大瀧詠一
第12章 男を書ける作家――近藤真彦、南佳孝、寺尾聰、加山雄三
第13章 1981年の出会い、松田聖子
第14章 ちょっと先に石を投げる――20歳の松田聖子に書いた詞
第15章 史上最強の作詞家と歌い手の4年間
第16章 合流地点――大瀧詠一「EACH TIME」と南佳孝「冒険王」
第17章 移りゆく時代に――薬師丸ひろ子「探偵物語」「花図鑑」
第18章 アイドル戦国時代の最終局面――中山美穂と山瀬まみ
第19章 再び、松田聖子と――「瑠璃色の地球」
第20章 活動休止と新たな挑戦――中森明菜、シューベルト、大竹しのぶ
第21章 昭和から平成へ――矢沢永吉と氷室京介
第22章 筒美京平と山下達郎――KinKi Kids「硝子の少年」
第23章 思いがけない物語の始まり――クミコ「AURA」
第24章 2000年代の再評価と次世代への継承――Chappie、藤井隆、中川翔子
第25章 自由な愛の歌として聴き継がれることを――「古事記」と「デラシネ」と「白鳥の歌」
あとがき
参考文献
曲目一覧
第1章 始まりは1969年――エイプリル・フール
第2章 はっぴいえんどのデビュー
第3章 1971年に吹いた風――「風街ろまん」
第4章 はっぴいえんどの解散と転機
第5章 橋を渡る――ミュージックシーンの”こっち側”と”あっち側”
第6章 作詞家・松本隆の始まり――筒美京平と太田裕美
第7章 70年代を代表する1曲「木綿のハンカチーフ」
第8章 コンセプトアルバム――森山良子「日付けのないカレンダー」
第9章 青春の普遍性――岡田奈々と原田真二
第10章 70年代と青春の終わり――吉田拓郎と桑名正博
第11章 怒濤の80年代の幕開け――竹内まりやと大瀧詠一
第12章 男を書ける作家――近藤真彦、南佳孝、寺尾聰、加山雄三
第13章 1981年の出会い、松田聖子
第14章 ちょっと先に石を投げる――20歳の松田聖子に書いた詞
第15章 史上最強の作詞家と歌い手の4年間
第16章 合流地点――大瀧詠一「EACH TIME」と南佳孝「冒険王」
第17章 移りゆく時代に――薬師丸ひろ子「探偵物語」「花図鑑」
第18章 アイドル戦国時代の最終局面――中山美穂と山瀬まみ
第19章 再び、松田聖子と――「瑠璃色の地球」
第20章 活動休止と新たな挑戦――中森明菜、シューベルト、大竹しのぶ
第21章 昭和から平成へ――矢沢永吉と氷室京介
第22章 筒美京平と山下達郎――KinKi Kids「硝子の少年」
第23章 思いがけない物語の始まり――クミコ「AURA」
第24章 2000年代の再評価と次世代への継承――Chappie、藤井隆、中川翔子
第25章 自由な愛の歌として聴き継がれることを――「古事記」と「デラシネ」と「白鳥の歌」
あとがき
参考文献
曲目一覧