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私立シードゥス学院III 小さな紳士と秘密の家

660円(税込)
発売日2021年12月21日

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  • ISBN コード : 9784041119655
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 224
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 8.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

学院《シードゥス》は、僕達の帰る場所。気高き寄宿学校ミステリ、完結!

憧れの特別寮長・早乙女からミドルスピーチデーの原稿を託され、昂る特別寮2年生の角崎。
しかし、実行委員の元へ原稿を届ける最中で、うっかり紛失してしまう。
獅子王、弓削、日辻ら青寮1年生トリオも捜索に加わるが……? 
(――第三話 狂騒協奏輪舞曲)

ある日「悪霊退治を手伝え」と生徒会長の吉沢と青寮長の瀬尾に呼ばれた獅子王。
聞けば、回廊北の墓地周辺の小径で謎の転倒事故が頻発しているらしい。
生徒会は何度も手を打とうとしたが、さっぱり効果がないそうだ。
果たして、学院に出没する「悪霊」の正体は――?
――(最終話 家)


「シードゥス学院生たるもの、自身を律し、広い心で他者を赦し、清廉潔白な紳士の振る舞いを」
少年達の刹那の煌めきが眩しい、優雅な寄宿学校ミステリ、完結!

著訳者プロフィール

●高里 椎奈:茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

目次

第一話 君がいるから
第二話 鏡の国の旋律
第三話 狂騒協奏輪舞曲
最終話 家