- ISBNコード
- 9784041119891
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 15.4 mm
- 総ページ数
- 416ページ
幕末の世の人々の絆と生き様を鮮やかに描き出した、青春時代小説の傑作!
学問と剣術、いずれにも長けた川越藩国家老の息子、小河原左京。彼はある日、城下の村にある道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。一度は互いの出自を疑うが、次第に身分の差を超えた友情を育み、平穏な青春を過ごす2人。しかし世間は世直し一揆や農兵の導入に揺れ、激動の時代を迎えつつあった。そんな中ある武士が2人の眼前に現れ、彼らの出自を疑い、その姿を執拗に追うようになる。彼の狙いはいったい何なのか――。美しい川越を舞台に、幕末の人々の生き様を鮮やかに描き出した傑作時代長編。
目次
序章
一章 縁
二章 甘酒
三章 さらぬ別れ
四章 武州世直し一揆
五章 青山の賦
六章 お通の客
七章 子の日の松
八章 富津陣屋
九章 烈日
十章 道
一章 縁
二章 甘酒
三章 さらぬ別れ
四章 武州世直し一揆
五章 青山の賦
六章 お通の客
七章 子の日の松
八章 富津陣屋
九章 烈日
十章 道