- ISBNコード
- 9784041120705
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 18.2 mm
- 総ページ数
- 496ページ
ある密室殺人が、隠された過去を暴き出す。角川小説賞受賞の名作ミステリ。
「語らざるべし、聞かざるべし」。大手食品メーカーの社長、淡路剛造が自宅の浴室で何者かに殺害された。殺害前、彼の自宅前では怪しげな遍路の姿が目撃されており、剛造の娘の婚約者の元には、幽海上人の生まれ変わりを名乗る謎の男から剛造が過去に起こした罪を裁くという怪電話がかかってきていた。彼が犯した罪とは何なのか。事件を追ううち、彼の故郷の村で起きたある母娘の失踪事件、更には湯殿山麓の寺の奇妙な戒律が浮かび上がる――。角川小説賞受賞の本格推理小説。
目次
プロローグ「語るなかれ! 聞くなかれ!」
第一章 幽霊遍路
第二章 クイズ探偵滝連太郎
第三章 大師村の御三家
第四章 密室に非ざる密室
第五章 白衣の疑惑
第六章 ミイラの指
第七章 飢餓の時代
第八章 幽海上人謀殺
第九章 復讐鬼
第十章 化け物塔婆縁起
第十一章 オレンジと黄色のカプセル
第十二章 仙人沢の殺人
第十三章 刑法第四十一条
エピローグ 天衣無縫の犯罪
第一章 幽霊遍路
第二章 クイズ探偵滝連太郎
第三章 大師村の御三家
第四章 密室に非ざる密室
第五章 白衣の疑惑
第六章 ミイラの指
第七章 飢餓の時代
第八章 幽海上人謀殺
第九章 復讐鬼
第十章 化け物塔婆縁起
第十一章 オレンジと黄色のカプセル
第十二章 仙人沢の殺人
第十三章 刑法第四十一条
エピローグ 天衣無縫の犯罪