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私よ、走れ。「老い」は人生の終わりじゃない。鮮烈な人生再出発物語。
「いくつになっていたって、私には未来がある」スーパーのレジで働く立花カオル。五十五歳になった今、瞼はたるんで足は象のようにむくみ、転がるように醜くなった。何を見聞きしても感情の針が動くことはなく、すべてのものが灰色に見えていた。寝るためだけの六畳間の自宅とパート先を往復するだけの、ひたすら「孤独」で味気ない毎日。家に帰るといつも「灰色のハイエナ」に見られているような幻影に悩まされていた。しかし、ある偶然の再会によって、カオルは新たな生きる希望を抱きはじめ……。
著訳者プロフィール
祖父に作家の陸直次郎、叔父に声優・演出家野沢那智を持つ。
目次
十四歳
予感
奇跡
色
半月の夜
道