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きみは雪をみることができない
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きみは雪をみることができない

発売日
2022年02月25日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
737
ISBNコード
9784049142341
レーベル
メディアワークス文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 12.6 mm
総ページ数
336ページ
恋に落ちた先輩は、冬眠する女性だった。この冬一番泣ける、奇跡の恋物語。
『今夜、世界からこの恋が消えても』『君は月夜に光り輝く』を輩出した新人賞
第28回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作
新時代の恋愛小説

名前のない病を患った彼女との、すれ違う恋の物語
ある夏の夜、文学部一年の埋夏樹は、芸術学部に通う岩戸優紀と出会い恋に落ちる。いくつもの夜を共にする二人。だが彼女は「きみには幸せになってほしい。早くかわいい彼女ができるといいなぁ」と言い残し彼の前から姿を消す。
もう一度会いたくて何とかして優紀の実家を訪れるが、そこで彼女が「冬眠する病」に冒されていることを知り――。

現代版「眠り姫」が投げかける、人と違うことによる生き難さと、大切な人に会えない切なさ。冬を無くした彼女の秘密と恋の奇跡を描く感動作。
会うこともままならないこの世界で生まれた、恋の奇跡。

≪登場人物紹介≫
埋 夏樹:都内の大学に通う文学部一年生。小説を書いているが、そのことに自信を持てないでいる。映像サークルの新歓の席に耐えられず逃げた時に優紀と親しくなる。

岩戸優紀:夏樹と同じ大学に通う芸術学部二年生。ある理由のため、冬の期間だけ大学から姿を消す。交際歴が多く、何かと噂の的になっている。辛い食べ物に目がない。

目次

プロローグ
一章 ずっと夏だったらいいのに
二章 夜のコンビニ
三章 ひかり 599 11:32 新大阪行き
終章 きみは雪をみることができない