KADOKAWA Group

カドスト

奇跡のプリマ・ドンナ オペラ歌手・三浦環の「声」を求めて
シェアする:
X Facebook

奇跡のプリマ・ドンナ オペラ歌手・三浦環の「声」を求めて

発売日
2022年10月04日
在庫わずか
お届け予定日
翌日以降出荷
2,530
ISBNコード
9784046056221
商品形態
一般書
サイズ
四六判 変形
商品寸法(横/縦/束幅)
130 × 188 × 26.0 mm
総ページ数
296ページ
大戦下に欧米人の心を動かした歌姫
オペラ《蝶々夫人》の海外2000回公演。
渋沢栄一、滝廉太郎、プッチーニ……
綺羅星のごとき財界人・芸術家が周囲を彩ったその数奇な運命。

東京音楽学校、帝国劇場、ロイヤル・アルバート・ホール、ホワイトハウス……
明治~昭和期に「声」一つでプリマ・ドンナの階段を駆け上がった三浦環。
本人直筆の手紙を含む膨大な資料から、
その人間像とドラマを流麗な筆致でつづった、
著者初の伝記ノンフィクション。

「マダム・ミウラがうたっているのではない。
私が心の中で描く、幻のマダム・バタフライが
舞台に現れたと思いました(略)
あなたは世界にたった一人しかいない、
最も理想的な蝶々さんです」(プッチーニ)

「芸術家は社会の花です。(略)妻だからといって家庭にとじこめることは公徳を
無視した封建思想です、芸術に対する大きな冒涜です」(三浦政太郎)


日本の芸術史に新たな光を当てるノンフィクション!

目次

第一章 誕生 歌う喜び/第二章  東京音楽学校/第三章 《歌劇 オルフォイス》日本初のオペラ公演/第四章 スキャンダル/第五章 戦時下の海外デビュー/第六章 プリマ・ドンナという運命/第七章 訃報/第八章 私をお愛しください/終章 環の冬の旅