青薔薇アンティークの小公女

青薔薇アンティークの小公女

イラスト: 沙月
726円(税込)
発売日2022年05月13日

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  • ISBN コード : 9784040744193
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 304ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 11.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

少女は絶望のふちで銀の貴公子に救われ、聡明さと美しさを取り戻す。

◆◇◆『龍に恋う』シリーズの道草家守が描く、新たなマイ・フェア・レディ物語!◆◇◆

 身寄りを亡くし、絶望の淵(ふち)にいた少女ローザ。彼女はある事情で、居場所も母の遺品すらも奪われてしまった。そこに手を差し伸べてくれたのが、美貌の貴公子アルヴィンだったーー。
 ローザは看板娘として、妖精と花のモチーフを蒐集(しゅうしゅう)した彼の店に勤めることに。地位と財をもち、一風変わった彼の優しさに触れて、次第にローザは生来の聡明さと凛と美しい佇(たたず)まいを取り戻していく。
 一方、アルヴィンが伝承上の妖精に強い関心を寄せる背景にも、秘めた過去と哀しみがあり……?
 伝承とアンティークに託された謎が、孤独な二人の魂を救う福音となる。西洋風幻想浪漫開幕!

〜〜〜〜妖精の伝承が薄れた産業革命時代。孤独な少女と銀の貴公子が、かけがえのない愛を見つける。これは時代に忘れられた、優しいフェアリーテイル〜〜〜〜


◆◇◆登場人物紹介◆◇◆

主人公・ローザ …… 母が亡くなり天涯孤独になった少女。上流階級の美しい言葉と所作を身につけている。労働階級のなかでは浮いた存在だった。

銀の貴公子・アルヴィン …… 地位と財をもつが、風変わりで謎めいた青年。伝承上の妖精に対して強い関心を寄せる背景には秘めた過去があるようで…?

著訳者プロフィール

●道草 家守:2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。
以来、繊細な描写で人気を博す、実力派作家。著作に『帝都コトガミ浪漫譚 勤労乙女と押しかけ従者』(ことのは文庫)ほか、第2回富士見ノベル大賞にて審査員特別賞を受賞した『明治乙女のお勤め妖異譚』を改題・改稿のうえ上梓した「龍に恋う」シリーズなど、著作多数。
●沙月:思わずため息がこぼれるような緻密な美しさと、みずみずしい色使いで人気を誇るイラストレーター。
「平安あかしあやかし陰陽師」シリーズや「平安後宮の薄紅姫」シリーズ、『花咲くキッチン』(いずれもKADOKAWA刊)をはじめ、多数の書籍装丁イラストなどを手掛ける。

目次

contents
序章 ブラウニーの困りごと
一章 シーリー・コートとお茶会を
二章 レプラコーンの宝箱
三章 バン・シーの隠しごと
終章 青薔薇(ブルーローズ)はうつむかない
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