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万葉考古学
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万葉考古学

編: 上野 誠
発売日
2022年11月24日
在庫わずか
お届け予定日
翌日以降出荷
1,980
ISBNコード
9784047037106
レーベル
角川選書
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 18.0 mm
総ページ数
264ページ
万葉学×考古学から、新たなる学問が生まれる!
近年、あいつぐ古代遺跡の発見。多くの遺跡は、奈良と大宰府へと続く道沿いに点在している。その遺跡や道は、万葉集の舞台でもある。都が置かれた奈良はもちろん、大伴旅人・山上憶良らが活躍した九州では、「筑紫歌壇」ともいうべき文芸サロンの花が咲いた。大宰府や松浦などの地名が歌に詠まれるのは、そのためだ。考古学の視点で万葉集を読み解くと、どのような風景が見えてくるのか。都市や交通、境界をテーマとして、第一線の研究者が、今、万葉の世界に迫る画期的な試み。

目次

はじめに 万葉考古学事始

第1章 都市と山越えの万葉考古学
都市と郊外の万葉考古学
山越えの万葉考古学
万葉の都、久邇・難波・紫香楽

第2章 筑紫の万葉考古学
旅立ちの万葉考古学
大宰府の内と外の万葉考古学

第3章 神仙郷の万葉考古学
神仙郷の世界
旅する大宰府長官
大伴旅人が旅した松浦郡
補論 吉野宮の発掘

おわりに 万葉考古学の課題

万葉考古学小事典

参考文献

あとがき