KADOKAWA Group

カドスト

ソノリティ はじまりのうた
ソノリティ はじまりのうた
ソノリティ はじまりのうた
シェアする:
X Facebook

ソノリティ はじまりのうた

発売日
2022年04月20日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
1,650
ISBNコード
9784041124109
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 22 mm
総ページ数
256ページ
引っ込み思案な少女が自分を解き放つ【音楽×青春】物語。
「俺たちにも才能、あるんじゃね?」
「自分よりすごいやつがそばにいても、差を見せつけられても、それでも絶対めげない才能」

音楽が好きだが、とびぬけた才能はない中学1年生の早紀。引っ込み思案な彼女は本音をはっきり言うことができず、吹奏楽部では希望していなかったチューバを、クラスでは誰もやりたがらない合唱コンクールの指揮者を押しつけられてしまう。
朝の合唱練習に来ないバスケ部のエース・岳を筆頭に、はじめはモチベーションの低いクラスメートたちだったが、ピアノ伴奏を務める幼なじみの音心がそっと早紀の背中を押す。クラスの中心的存在である晴美や涼万も、少しずつその想いに応えはじめる。バラバラだったクラスが、ひとつの歌に向かってまとまっていく。しかしコンクール本番を目前にして、思わぬアクシデントが起こり……。
仲間とともに何かをつくりあげる達成感、悩みもがきながらも自分の中の「本音」に向き合う中学生たちの内面、みずみずしい人間ドラマをまっすぐに描いた、珠玉の成長物語。

カパーイラスト/丹地陽子

★推薦コメント
チームワーク、友情、恋愛を生き生きと描いた、
これは、あなたの物語。
っと期待に胸が膨らみます。
ーー岡本沙紀(東大王)

迷いや焦りさえも輝き出す。彼らの歌がまっすぐに胸に響いた
ー宮下奈都(『羊と鋼の森』『よろこびの歌』著者)

自分らしさを見つけることの難しさと尊さを見つめた青春小説
ー朝比奈あすか(『君たちは今が世界』『翼の翼』著者)

思春期には悩みが色々あるけれど、この物語が大丈夫って教えてくれる
ーひこ・田中(『お引越し』著者)

目次

プロローグ

第一章 声の矢ーー涼万の場合
 
第二章 彫刻の手ーーキンタの場合

第三章 玉のしずくーー岳の場合
 
第四章 シトラスムスクの香りーー早紀の場合

第五章 ソノリティ

エピローグ